プレスリリース 1996年

廃棄物発電等からの余剰電力購入メニューの改定について



                                                                
                                                  平成8年3月25日
                                                  東京電力株式会社



  当社では、エネルギーの有効利用とエネルギーリサイクル社会実現の一
環として、平成4年4月よりお客さまが設置される太陽光・風力発電・廃
棄物発電・燃料電池等について、発電量に余剰が生じる場合、これを購入
してまいりました。
  そのうち、廃棄物発電・燃料電池等は、メニュー単価により購入してお
りますが、現行メニュー設定後すでに4年が経過しており、その間、入札
制度の導入や購入単価設定の前提となる燃料価格等が大幅に変動するなど
状況変化があることに加え、平成6年6月の電気事業審議会電力基本問題
検討小委員会の報告も踏まえ、このたびメニューを見直すことといたしま
した。
  主な変更点は、次のとおりです。

  (1)従来の「平日昼間・その他(夜間・休祭日等)」の区分に季節別評価
    を加え、「夏季平日昼間・その他季平日昼間・その他(夜間・休祭日
    等)」の2季節2時間帯の季時別単価設定とする。
  (2)単価設定の前提となる燃料価格等の諸元を至近実績に基づき置き換え
    る。また、今後も毎年4月1日に、当社の使用する燃料費等の実績に
    基づき見直しを行う。
  (3)廃棄物発電については、廃棄物処理がますます重大な社会問題となっ
    ていることから、その安定性等を一律に評価した単価とする。

  この新メニューについては、平成8年4月1日より適用いたします。

                                                      以  上


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