プレスリリース 1996年

福島第一原子力発電所6号機の定期検査開始について


                                                  平成8年8月30日
                                                  東京電力株式会社


  当社は、9月1日より、福島第一原子力発電所6号機(沸騰水型、定格
出力110 万キロワット) の第13回定期検査を開始いたします。

1.定期検査のための停止期間
    平成8年9月1日から約115 日間

2.定期検査を実施する主な設備
    (1)原子炉本体
    (2)原子炉冷却系統設備
    (3)計測制御系統設備
    (4)燃料設備
    (5)放射線管理設備
    (6)廃棄設備
    (7)原子炉格納施設
    (8)非常用予備発電装置

3.定期検査中に実施する主な工事
    (1)燃料集合体の取り替え
          燃料集合体764 本中約190 本を取り替える予定です。
    (2)出力領域計装検出器の取り替え
          出力領域計装検出器43本中6本を取り替える予定です。    
    (3)地震感知器の設定値の変更等
          地震時に原子炉を自動停止させる水平方向の地震感知器の設定
        値を、より余裕を持ってプラントを停止できるよう変更するとと
        もに新たに垂直方向の地震感知器を追設します。
    (4)原子炉格納容器除湿冷却設備の改造
          原子炉格納容器内の環境及び作業性の改善を図るため、より除
        湿・冷却機能を向上するよう冷却設備を改造します。



                                                          以  上



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