プレスリリース 1998年

50万ボルト送電線「葛野川線」の完成について

-約9億円の建設費削減を達成-



                                                  平成10年11月25日
                                                  東京電力株式会社

 当社は、平成8年7月から50万ボルト送電線「葛野川線」の建設をすすめて
まいりましたが、本日完成いたしました。
 「葛野川線」は、山梨県大月市北部に建設中の「葛野川発電所」(揚水式、
出力40万kW×4台・合計160万kW、平成11年4月試運転開始予定、営業運転
開始:平成11~15年)で発電する電力を山梨、静岡、神奈川方面に送るために、
同発電所と「西群馬幹線」とを結ぶ全長約19kmの送電線です。

 当社の電力需要は、今後も生活関連需要を中心に堅調な伸びを示すと見込ま
れており、引き続き安定した電気をお届けするためには、電源設備とともに流
通設備の拡充を行っていく必要があります。
 同時に、電力供給コストの一層の低減をはかるため、当社はかねてより経営
全般にわたる効率化、合理化をすすめており、その一環として設備の建設にあ
たっては、新技術の開発・導入、工法の見直し等によってコストダウンを図り、
投資額の抑制に努めております。このたび完成した「葛野川線」の建設工事で
も、資機材輸送手段に大型モノレールを活用することによる運搬費の低減、V
E(注)提案の採用、工事用地の緑化対策手法見直しによる工事費の低減など
の施策を実施し、総額約9億円の建設費削減(建設費全体の5%)を達成して
おります。
 
 本送電線の建設にあたりましては、地元地域の皆様をはじめ、関係各方面か
らの多大なご理解とご協力を賜り、厚くお礼申しあげます。今後とも一層のご
支援をお願い申し上げます。

(注)VE(Value Engineering):機能を低下させずにコストが安く済む手段があ
               れば、その手段を積極的に活用していくやり方。
               例えば、請負工事会社自身の努力や工夫で、設
               計や仕様の一部を変えるなどして、より低コス
               トを目指す。
                                                             以 上




                                 別紙

          「葛野川線」の概要


                      自)葛野川発電所(山梨県大月市)
     区   間        至)西群馬幹線No.220鉄塔(山梨県大月市)
               全長 19.0km

     電   圧      50万ボルト

        回 線 数        2回線

        鉄   塔        33基(平均高さ85m)

        電   線        鋼心 アルミより線410mm2・一部240mm2
                                                   ×4導体

        架空地線          光ファイバー 複合アルミ 覆鋼より線
                          290mm2×2導体

        工   期        自)平成8年7月
               至)平成10年11月(2年4ヶ月)

     総工事費          約180億円



      「葛野川線」建設工事での主なコストダウン施策

  o工事用地の緑化対策手法の見直しによる工事費の低減。 (約4億円)
    (植生工事における種蒔き方法等の合理化等)
 
 o工事会社の技術力を活用したVE提案の活用による工事費の低減。
                                                        (約2億円)
    (基礎工事に高性能ポンプを採用し、作業時間を短縮したこと等)

 o各種資機材輸送手段に大型モノレールを活用することによる運搬費の低減。
                            (約1億円) 



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