プレスリリース 1999年

福島第二原子力発電所の廃棄物処理建屋内における火災の原因と対策について



                                               平成11年1月25日
                                               東京電力株式会社

  すでにお知らせいたしましたとおり、当社・福島第二原子力発電所の廃
棄物処理建屋地下1階にある焼却炉空気予熱器下部の床面において火災が
発生いたしました。(1月19日発表済)
  その後の調査から、過熱により予熱器胴体の下部に楕円状の穴があき、
高温となって溶けた部材(ステンレス)が床面に落下して、部材に付着し
ていた油成分が燃えたものと推定されます。
  この穴は、空気予熱器の燃料である軽油を燃焼させる際の空気流量が低
下したため、予熱器内の軽油と空気の流量バランスが崩れて燃焼温度が上
昇し、また空気予熱器内部が局部的に過熱されたために、胴体が損傷して
生じたものと推定されました。
  空気流量が低下した原因は、空気予熱器の起動中に、空気予熱器のライ
ンとは別にある廃油処理ラインを循環運転するために廃油ポンプを起動し
た際、両ラインが流量制御装置を併用する設計となっていたことから、空
気流量を調整する弁の制御信号が廃油処理ライン側に不適切に切り替わり、
燃焼空気流量が減少したことによるものと判明しました。
  このため、今後は損傷した空気予熱器を新しいものに取り替えるととも
に、廃油の循環運転と空気予熱器の運転を別々に行えるよう制御設計を変
更することとします。また、設計ならびに運転手順の検討等の設備管理面
についても改善を図ることとします。なお、今回のような異常過熱が生じ
ないよう、燃焼空気の流量が異常に低下した際には焼却炉の運転を停止す
る保護回路を追加することとします。
  資源エネルギ-庁による国際原子力事象評価尺度(INES)暫定評価
では、0-  とされております。

                                                        以  上



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