プレスリリース 1999年

定期検査中の福島第二原子力発電所1号機の発電開始について



                                              平成11年3月15日
                                                東京電力株式会社

  当社・福島第二原子力発電所1号機(沸騰水型、定格出力110万       
キロワット)は、平成10年12月17日以来、第13回定期検査を実施してまい
りましたが、3月14日午前9時55分、発電を開始いたしました。
  今後、定格出力まで発電量を増加させたのち、所管官庁の総合負荷性能
検査を受け、4月上旬頃に定期検査を終了する予定です。

  今回実施した主な工事は以下のとおりです。

(定期検査中に実施した主な工事)
1.燃料集合体の取替え
      燃料集合体764体中160体を取り替えました。
2.出力領域計装検出器の取替え
      出力領域計装検出器43本中6本を取り替えました。
3.アクシデントマネジメント対策工事
      アクシデントマネジメント(注)対策として、原子炉減圧の
  自動化、耐圧強化ベント設備の追加等の工事を実施しました。

                                                         以  上

(注)  アクシデントマネジメントとは、原子炉施設の安全性に関し、そ
      の安全性をより一層高めるために努力を重ねることが大切であると
      の観点から、原子炉の設計における多重防護の配慮に加えて、現実
      には起こるとは考えられない炉心損傷に至る事故(シビアアクシデ
      ント)に対しても、その発生の防止、影響を緩和するための措置を
      講じておくというもので、原子炉設置者である電力会社が自主的に
      行うこととしています。


<参考>当社原子力発電所の現況

福島第一・1号機(46万キロワット)           運転中
          2号機(78万4,000キロワット)      定期検査中
          3号機(78万4,000キロワット)      運転中
          4号機(78万4,000キロワット)      運転中
          5号機(78万4,000キロワット)      運転中
          6号機(110万キロワット)          運転中
福島第二・1号機(110万キロワット)          3月14日から
                                             発電開始
          2号機(110万キロワット)          運転中
          3号機(110万キロワット)          運転中
          4号機(110万キロワット)          運転中
柏崎刈羽・1号機(110万キロワット)          運転中
          2号機(110万キロワット)          運転中
          3号機(110万キロワット)          運転中
          4号機(110万キロワット)          調整運転中
          5号機(110万キロワット)          運転中
          6号機(135万6,000キロワット)     定期検査中
          7号機(135万6,000キロワット)     運転中




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