プレスリリース 1999年

「第2回太陽光発電の実用性に関する研究テーマの公募」助成対象件名の決定について

           

                                 平成11年3月23日
                                 東京電力株式会社


 当社は、昨年11月から、「第2回太陽光発電の実用性に関する研究テーマの公募」を行
ってまいりましたが、このたび、5件の研究について助成することを決定いたしました。

 当社はかねてより、自社事業所へ太陽光発電や風力発電のシステムの導入をすすめ(平
成9年度末現在太陽光発電49ヶ所・約652kW、風力発電1ヶ所・300kW)、研究・開発を
行うとともに、お客さまが設置された太陽光発電や風力発電の設備から生じる余剰電力を
購入するなど(平成9年度購入実績:太陽光発電約270万kWh、風力発電約130万kWh)、
新エネルギーの一層の普及促進に向けた活動を展開しております。

 こうした活動の一環として、平成9年度から、実用化段階に達した太陽光発電技術の一層
の進展をはかるための新たな試みとして、太陽光発電の実用化に向けた研究テーマを広く一
般から募集し、1件あたり1,000万円(年額500万円)程度の研究の助成を行っております
が、今回(第2回目)の募集に対しては、大学の研究者の方々を中心に42件のご応募をい
ただきました。
  これら研究案件につきまして、慶應義塾大学の茅陽一教授を委員長とする社外有識者の方
々および社内関係役員で構成する審査委員会で厳正に審査した結果、5件の研究への助成を
決定いたしました。詳細は別紙1の通りですが、いずれも太陽電池の実用性に関して多方面
にわたる研究成果が期待できるものです。

 なお、平成9年度から2年間の予定で実施された第1回目の研究助成テーマ  (6件名)
がこの3月で完結いたしますので、その報告を兼ねて今年5月に「太陽光発電技術シンポジ
ウム」を開催する予定です。詳細は別紙2の通りです。


 当社では、今後ともこうした研究助成などの活動を通じ、太陽光発電に対するさらなる
普及と正しい理解を促進してまいりたいと考えております。

                                       以 上
   

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