プレスリリース 1999年

柏崎刈羽原子力発電所7号機の原子炉手動停止の原因と対策について



                                              平成11年8月5日
                                              東京電力株式会社

 すでにお知らせしましたとおり、当社柏崎刈羽原子力発電所7号機    
(改良型沸騰水型、定格出力135万6千キロワット)は定格出力にて運転中
のところ、10台ある原子炉冷却材再循環ポンプ(インターナルポンプ)の
内の1台が停止したため、原子炉を手動停止し、詳細調査を行ってまいり
ました。(7月28日発表済)
 
 調査の結果、当該インターナルポンプの駆動用電動機の端子部において、
ケーブルの接続端子が1個破断していることを確認しました。これにより、
駆動用電動機のケーブル1本に通電ができなくなったことから、当該イン
ターナルポンプが停止したものです。
 他のインターナルポンプについても点検したところ、1台の端子部にお
いて同タイプの接続端子1個のほぼ同じところにひびがあることを確認し
ました。
 また、当該2カ所のケーブルを点検した結果、ケーブルの押さえ板部に
おいてケーブルのゆるみを確認しました。

 接続端子の破断ならびにひびが発生した原因について詳細に調査した結
果、インターナルポンプの運転に伴う振動が端子部の入った箱(端子箱)
等を通じてケーブルに伝わり、この振動数がゆるみのある当該2カ所のケ
ーブルの固有振動数と合致し、ケーブルが共振したため、当該接続端子に
繰り返し応力が生じ、これによりひびが発生・進行し、最終的に破断した
ものと推定されました。
 このため、破断ならびにひびの入った接続端子及びインターナルポンプ
に使用している同タイプの接続端子を、強度を増した改良品に取り替える
こととしました。さらに、他の8台のインターナルポンプの駆動用電動機
を含めて、ケーブルの先端を補強板で固定するとともに、ケーブル押さえ
板とケーブルをワニスで固定することにより振動応力の低減及び共振の防
止を図ることといたしました。

 なお、資源エネルギー庁による国際原子力事象評価尺度(INES)暫
定評価では、0-とされております。

                                                        以  上



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