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| 福島第一原子力発電所２号機気水分離器の点検状況について |
平成15年９月５日
東京電力株式会社
福島第一原子力発電所 |
当所２号機（沸騰水型、定格出力78万４千キロワット）につきましては定期検査を実施しておりますが、８月20日に確認された４号機気水分離器の仮置き用の脚が内側に曲がり、正常に据え付けられないことを受け、27日から気水分離器等貯蔵プールに仮置きされている気水分離器の当該部について目視点検を実施したところ、４号機と同様に脚部４本が内側に曲がっていることが確認されました。 （８月29日お知らせ済み）
その後、追加点検として気水分離器の外観確認を実施していたところ、全部で36本あるうちの１本のシュラウドヘッドボルト＊１の部品であるベース＊２に、１箇所の割れを確認しました。
原因については現在調査中です。
なお、４号機は外観確認を実施し異常がないことを確認しており、１号機は今後、外観確認を実施することとしております。
＊１ シュラウドヘッドボルト
気水分離器と一体となっているシュラウドヘッドをシュラウドに締め付けるためのボルト。
＊２ ベース
シュラウドヘッドボルトを締め付ける際の位置決めのための部品。
＜参考図面＞ |
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