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不適合是正管理状況

不適合是正管理状況の公表について(平成15年12月10日)

福島第一原子力発電所における不適合是正管理状況について
平成15年12月10日
東京電力株式会社
福島第一原子力発電所
 当発電所における不適合の発生と是正活動状況について、平成15年10月、11月の不適合管理委員会での審議状況をお知らせいたします。

1.発表済の事象
発生日 場 所 件名及び概要 備 考
10月1日 2号機 件名:圧力抑制室での異物の発見について
 原子炉建屋の圧力抑制室において異物(足場材およびロート等)が発見されました。
 これらの異物については、9月11日から水中作業試験を実施していたところ、9月17日に針金を発見し、その後、10月1日から10月8日まで水中ロボットにより圧力抑制室全体の点検を実施し確認しました。
 異物のうち足場材とロートについては、すでに回収済みです。(10月23日全て回収済み)
10月9日
発表済


区分 As
10月19日
(回収初日)
4号機 件名:圧力抑制室内の異物調査・回収状況について
 2号機の原因調査の一環として、現在定期検査中のプラントにおいて、圧力抑制室内の異物調査・回収作業を進めておりますが、昨日(10月20日)までの状況をご連絡いたします。
(10月22日全て回収済み)
10月21日
発表済


区分 As
10月24日
(回収初日)
6号機 件名:圧力抑制室内の異物調査・回収状況について
 2号機の原因調査の一環として、現在定期検査中のプラントにおいて、圧力抑制室内の異物調査・回収作業を進めておりますが、昨日(10月26日)までの状況をご連絡いたします。
(11月6日全て回収済み)
10月27日
発表済


区分 As
10月25日
(回収初日)
1号機 件名:圧力抑制室内の異物調査・回収状況について 2号機の原因調査の一環として、現在定期検査中のプラントにおいて、圧力抑制室内の異物調査・回収作業を進めておりますが、昨日(10月26日)までの状況をご連絡いたします。
(10月25日全て回収済み)
10月27日
発表済


区分 As
10月28日 1号機 件名:燃料集合体の異物について
 10月28日、使用済燃料プール内で燃料集合体の外観検査を実施していたところ、午後11時10分頃、1体の燃料集合体下部から1個の異物(6.4ミリ)を回収いたしました。
(11月29日点検結果についてお知らせ済み)
10月29日
発表済


区分 As
10月28日 4号機 件名:中性子計測装置の一時的指示変動について
 10月28日午後11時頃、8チャンネルある起動領域中性子束モニタのうち、1チャンネルの指示が一時的に低下し、午後11時16分「起動領域中性子束モニタ下限」の警報が発生いたしました。
 起動領域中性子束モニタについては、残りの7チャンネルで原子炉の状態監視が可能なように余裕を持った設計としており、機能上問題はありません。
(11月18日点検結果、是正措置についてお知らせ済み)
10月29日
発表済


区分 As
11月15日 1号機 件名:中央操作室換気空調系の社内検査における不適合について 11月15日、2台ある中央操作室の換気空調機(1台は予備機)のうち、2台中1台を自動起動させる試験(社内検査)を実施したところ、午後4時頃、「流量低警報」が発生し、予備機も自動起動(合計2台が起動)する事象が発生しました。 11月18日
発表済


区分 A
11月17日 集中
環境施設
件名:作業員の負傷について
11月17日午後4時20分頃、集中環境施設プロセス建屋の地下2階にて、電工ドラムの引き上げ作業を行っていた際、その下を通行していた作業員に電工ドラムが誤って落下して当たり、負傷しました。この作業員は、当日は痛みもなく帰宅しましたが、翌日の作業中に痛みが出たので自分で病院へ行き、項部・上背部挫傷、頚椎捻挫(約2週間の通院加療を要する見込み)と診断されました。
11月21日
発表済


区分 A
11月18日 6号機 件名:原子炉圧力容器内への洗浄装置部品の落下について
 11月18日、制御棒駆動機構ハウジングスタブチューブの点検前の洗浄作業を実施していたところ、洗浄装置引き上げの際に当該装置が炉心支持板に接触し、部品の一部が原子炉圧力容器内に落下しました。
(11月20日全て回収済み、11月26日原因と再発防止対策についてお知らせ済み)
11月18日
発表済


区分 As
11月18日 5号機 件名:原子炉出力に関する警報の発生について
 11月18日午前4時24分、中央操作室において原子炉の出力が高いという警報が発生し、瞬時に復帰しました。
 直ちに原子炉の状態を操作盤にて確認したところ、原子炉出力に変化はなく、原子炉の運転状態も安定していることから、原子炉の安全に問題ないことを確認しました。
 なお、警報発生の原因は、原子炉内に設置された検出器のうちの1個が、瞬時的に誤信号を発したものと推定されます。
11月19日
発表済


区分 A
11月19日 1号機 件名:原子炉水位計の基準水位の設定是正について
 11月19日、定期検査を実施している柏崎刈羽原子力発電所7号機で、原子炉の水位を計測するための水位計の一部で、計器校正に用いる基準点の設定が、建設時より誤っていることが分かりました。
 そのため、その水平展開として当所1~6号機について調査した結果、現在定期検査を実施している当所1号機においても、前回の定期検査以降、計器校正のための基準点が誤っていることを確認しましたので、是正することといたします。
11月20日
発表済


区分 A
11月25日 集中
環境施設
件名:作業員の負傷について
 11月25日午後6時過ぎ、集中環境施設プロセス建屋の1階にて、電動ドリルで電線管のサポート用鋼材の穴開け作業をしていた作業員が、誤って電動ドリルの刃により右足甲を負傷しました。
11月26日
発表済

区分 A
11月26日 4号機 件名:原子炉格納容器における非放射性の水漏れについて
 11月26日午前10時50分頃、定期検査中の4号機原子炉格納容器内にて、原子炉再循環ポンプ(A)のモータークーラー出口フレキシブルチューブより、モーター冷却用の非放射性の水が漏れていることを当社社員が確認しました。
 漏れた水は床に設置してある排水口へ流れておりましたが、速やかに水漏れを停止させました。
11月27日
発表済


区分 A
11月27日 4号機 件名:圧力抑制室内での異物発見並びに回収について 11月27日、当社社員が原子炉格納容器漏えい率検査の準備作業を実施していたところ、圧力抑制室内にひも、テープ片、シートの切れ端などの異物4個を発見し、午後4時頃回収いたしました。 11月27日
発表済

区分 As
11月27日 6号機 件名:原子炉圧力容器内でのビニールテープ片の発見・回収について
 作業員が原子炉内の状況を確認した際に炉心上部格子板の一部が白く見える箇所を発見いたしました。
 その後、当社が水中カメラにて黄色いビニールテープ片と確認し、11月27日午前11時30分頃に回収いたしました。回収したビニールテープ片は約2cm×約2.5cmの大きさであり、炉内作業用のケーブルや操作ポールを固定するためなどに使用しているものです。
11月27日
発表済


区分 A

2.上記1以外で安全協定に基づき地方自治体へ通報連絡した事象
発生日 場 所 件名及び概要 備 考
11月14日 6号機 件名:重油移送ポンプ吸込配管からの重油漏れについて
 11月14日7時頃、所内パトロールの際、屋外にある5号機重油移送ポンプの吸込配管より、重油が2~3滴/秒で漏れていることが認められました。現場を確認してこのポンプを停止し、重油の漏れは止まっています。



区分 As


3.上記1,2以外で区分A以上の事象
発生日 場 所 件名及び概要 備 考
10月2日 2号機 件名:原子炉建屋換気空調系における微量な放射性物質の検出について
 10月2日、2号機原子炉建屋換気空調系出口におけるサンプリングにより微量な粒子状放射性物質(コバルト60等)が検出されました。
 検出された原因は、換気空調系を停止して実施したバグフィルター交換作業中にもサンプリングを継続していたため、交換作業中に舞い上がった粒子状放射性物質が一時的にサンプリングされて検出された可能性が高いことがわかりました。
 バグフィルター交換後は清掃作業を実施して同換気空調系を再起動しており、1・2号機主排気筒でのサンプリングではコバルト60等は検出されませんでした。








区分 As
10月7日 2号機 件名:原子炉建屋内での水漏れについて
 10月7日、主蒸気隔離弁漏えい率検査終了後の降圧作業において、水抜きを実施していたところ、2号機原子炉建屋2階の南東にあるファンネル(排水口)から水漏れを確認しました。
 原因については、水抜き時の弁開度調整が適切でなかったため、当該ファンネルのカバーの隙間より漏れ出たものです。
 漏れた水の量は、約0.5リットル、全放射能量は8×103Bqであり、法令で報告を求められる基準3.7×106Bqに比べ低い値でした。






区分 As
10月7日 1号機 件名:原子炉建屋内での水漏れについて
 10月7日、原子炉建屋2階で水漏れを確認しました。現場を確認したところ、漏れた水の量は約3.3リットル、全放射能量は約3.0×103Bqであり、法令で報告を求められる基準3.7×106Bqに比べ低い値でした。
 なお、漏れた原因は、原子炉冷却材浄化系の補助ポンプの付属部品であるメカニカルシール冷却器を取り外した時の残水によるものです。





区分 A
10月8日 5号機 件名:制御棒駆動水ポンプ他定期検査工事に係わる検収内容の一部誤りについて
 契約上点検対象になっていた制御棒駆動水圧ポンプ用増速機の点検において、仕様書で増速機の点検を行うこととなっていたが、行われていなかったことを検収時にチェックできず、未施工となっていることが分かりました。



区分 A
10月10日 2号機 件名:気水分離器ガイドピンブラケットの接触傷について
気水分離器の脚部修正作業を実施していたところ、位置替え中(気水分離器の吊り上げ)にガイドピンブラケットが気水分離器等貯蔵プールゲートの支えに接触し、2cm程度の傷(めくれ)がつきました。



区分 A
11月7日 2号機 件名:核燃料物質の棚卸しに関する官庁報告の遅れについて
 10月14日に実施した2号機の棚卸し計量記録の文部科学大臣への報告が、報告期限の10月29日までに報告されず、11月7日に報告しました。


区分 As
11月12日 5号機 件名:炉心スプレイ系テスト可能逆止弁の均圧弁開閉表示ランプ両点灯について
 11月11日から12日にかけて、炉心スプレイ系(B)系電動弁の開閉試験を実施していたところ、テスト可能逆止弁均圧弁の開閉表示ランプ(緑)(赤)が両方点灯し、試験前状態に戻りませんでした。
 原因については開閉表示ランプスイッチの作動不良もしくは均圧弁自体の動作不良と考えられますが、逆止弁は正常に作動しており炉心スプレイ系の機能には影響ありません。






区分 A

4.その他の不適合事象
原子力発電所では、設備の健全性を維持し、安全運転を継続するため、発電所設備の定期検査や運転中の巡視点検、定例試験、点検・修理等を行っております。その中で「不適合」が発見された場合には、「不適合管理マニュアル」に基づき、必要な是正処置を講じることとしております。
平成15年10月1日~11月30日間に不適合管理委員会にて審議された「不適合」は前記の1~3項の事象を含め、1,089件ありました。
そのうち、是正処置を講じ処置完了した件数は、225件でした。
なお、平成15年4月1日~11月30日間に不適合管理委員会にて審議された「不適合」は、累計で4,428件ありました。
そのうち、是正処置を講じ処置完了した件数は、累計で2,503件でした。
詳細については、別添参考資料参照
11月17日以降の不適合管理委員会審議全件名について、当所ホームページに掲載しております。
(別添「不適合事象公表区分内訳」参照)[pdf182kb]

*:

「不適合」の定義(JEAG4101-2000より)
 本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)

5.不適合管理グレード分け(不適合管理委員会にて決定)
As区分 :法律、大臣通達、安全協定に基づく報告事象
A 区分 :保安規定に係わる不適合事象
 国、地方自治体へ情報提供した事象
B 区分 :国の検査に関わる不適合事象
 運転監視の強化が必要な事象
C 区分 :当直の巡視点検で発見した事象
D 区分 :通常のメンテナンス範囲内の事象
対象外  :消耗品の交換等の事象

以 上
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別添参考資料(画像をクリックすると大きな画像がご覧になれます)

全体(10~11月分)
不適合発生・
 処理状況(56kb)
全体(4~11月分)
不適合発生・
 処理状況(56kb)
1号機
不適合状況(45kb)
2号機
不適合状況(48kb)
3号機
不適合状況(46kb)
         
4号機
不適合状況(45kb)
5号機
不適合状況(46kb)
6号機
不適合状況(44kb)
集中環境施設
不適合状況(42kb)
その他
不適合状況(43kb)

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