柏崎刈羽原子力発電所 > 広報・広聴活動 > 地域の声委員会(社内会議) > 平成19年12月16、17日 > 会場での質疑応答

地域の皆さまへの説明会

会場での質疑応答

刈羽会場

<質問>
 発電所では、地震に備えて耐震クラスをもうけているとのことだが、耐震クラスに違いをつけている根拠を教えて欲しい。
 また、同じ建物でも、これがAクラス、これがCクラスと部分別に区別されていると、バランスが悪い印象があるがどうなのか?

<回答>
 耐震クラスがAs、A、B、Cと設定されているのは、国の指針で決まっていて、このクラス分けにより機器の機能が正しく維持できるかどうかが基準となっています。
 止める・冷やす・閉じこめる機能を優先としたクラス分けをし、発電所が壊れて被ばくしたり、避難することが無いことを最優先に考えています。


<質問>
 今回の地震でわずかだが、原発に傾きがあったとのことだが、建設当初から調査がなされていたのか。

<回答>
 建物の傾き測定は建設当初から行っています。ご説明した測定データは昨年5月の測定値と比較しています。


<質問>
 消防署への通報は、携帯電話では通報できなかったのか。

<回答>
 消防署への通報は地震の影響により緊急時対策室の扉が開かず、ホットラインが使えず、携帯電話での連絡も行いましたが地震直後でつながりにくく、結果として通報が遅れました。
 今後、緊急時対策室の耐震性を向上させてまいります。


<質問>
 現在、発電所の多くの機器が停止しているが、長期間、機器を止めておいて支障はないのか?

<回答>
 機器を定期的に動かす等により、機器の健全性を確認していきます。


<質問>
 今回の地震で漏れた放射能の一般的な影響や半減期の種類について教えて欲しい。

<回答>
 6号機の放射性物質の漏れの種類は液体で、コバルトという、鉄さびから出るもので、半減期は5年です。
 7号機の放射性物質の漏れは、気体のヨウ素131で甲状腺などに蓄積するもので、半減期は8日ほどです。


<質問>
 今回の断層は発電所の設計に使っている気比ノ宮断層とは違う。死んだ断層と評価していたがまったく違う方向にでてきた。過小評価の根拠は何ですか。

<回答>
 30年前の1980年頃の基準と現在における活断層の設定方法が違っています。断層の規模の考え方は、当社だけでなく、他社の調査でも同様の考えでした。


<質問>
 見ているだけの点検のように感じるが、他にやりようがないのかなと思う。

<回答>
 まずは地震直後の外観目視の結果を報告していますが、実際に観測されたデータなどを踏まえ、建物や機器がどのように揺れたのかを解析しているところです。
 ポイントを抽出し、目視や超音波を使うなどの計画をしています。


<質問>
 東電はいつも微量だからと言うが、微量の放出を続けていって、誰が責任を取れるのか。松葉からコバルトが検出されたときも微量と言ったが、微量だから良いという回答では困る。

<回答>
 環境と比較して微量と言ってきているが、放出は我々のミスであるので、そうならないようにしっかりと管理していきたいと考えております。


<質問>
 立地市・村などと安全協定を結んでいると思うが、内容を教えてもらいたい。

<回答>
 市と村と県とトラブル、ケガ人、火災などが発生した時に通報することを協定で結んでいます。今回は刈羽村への連絡に時間がかかってしまいました。


<質問>
 連絡をするのにどんな優先順位でやっているのか。

<回答>
 通常は順番に連絡しているが、今回の地震ではどこを優先してということではなく、つながったところから連絡しましたが、刈羽村にはつながりにくかった。携帯電話なども当時はつながりにくく、ホットラインも使えませんでした。


<質問>
 東電が直接、速やかに広報をできなかったのか。

<回答>
 自治体とともにマスコミへ公表するが、直接住民の方へ伝えることを考えるべきでした。火災の問題が原子力の事故と重なったように思われたのではないでしょうか。皆さんのご心配の思いに心をはせて状況を報告しなければならなかったと反省しています。よく検討いたします。


柏崎会場

<質問>
 設計地震動は柏崎刈羽は450ガルを想定していて、浜岡は600ガルを想定していると聞いている。一方で専門家は1,000ガルまで想定すべきと言っているし、耐震性を新しくする必要があると思う。

<回答>
 ご心配をおかけしたことはお詫びいたします。地震以前に新しい指針が定められ、調査をしバックチェックをしてきました。今後さらに詳しい調査をし、新しい指針を含めて万全の対策をしていきたい。そうしたことで地域の皆さまからの信頼を得て、本来の姿を戻したいと考えております。


<質問>
 地震で大変な被害を受けたが、もともと作ってはならないところに作ったのではないかと感じている。

<回答>
 今回の地震が設計以上に大きいことは事実です。今回の地震を踏まえてよく調べていきたい。ただし原子炉の働くべき機能(止める、冷やす、閉じこめる)は働いていることをご理解いただきたい。


<質問>
 9/20に原子炉関係の施設を持つ10の事業者による耐震の会議をしたと思うが、その中で国内の原子力発電所では東海第二以外、ギリギリの状況の数値であるにもかかわらず、余裕があるから大丈夫だとまとめていたと報道されていた。そのへんがよくわからない。
 データの基礎は柏崎刈羽の今回の地震のものを使ったのか。地震計が壊れていたというが、データは本当にないのか。あるのにそのようなものが外に出たら困るから出さないのでは。

<回答>
 国内の電気事業者が報告した内容のことですが、ご指摘のとおり柏崎刈羽の観測データを他の発電所が大丈夫かチェックしたものです。
 今後、耐震設計指針の改定を受け、それぞれの電力会社はバックチェックをし、その内容については国が審査します。
 地震記録の消失については、本震の記録が計97台の地震計のうち64台分の記録容量が不足し、余震のデータが本震のデータを上書きしてしまい消失しましたが、残りの地震計にある本震のデータで十分な検討ができると考えています。


<質問>
 このくらいの大きさの地震はよくある。まだそれに対応するものがないのはおかしいのではないか。

<回答>
 ご指摘のように、マグニチュード6.8は3年前と同じで、このような地震は日本でいつ起きてもおかしくないので備えておかなければなりません。新しい耐震設計の指針や今回の地震も踏まえて検討していきたいと考えております。


<質問>
 東電は断層があるかどうかを調べているとのことだが、その断層の調査は東電以外の日本の国内の専門機関でも調べられないのか。

<回答>
 国や原子力安全委員会などの評価に耐えられるようにしっかりとした調査結果を出せるよう取り組んでいきたい。また、当社だけでなく、原子力やエネルギー問題については、国をあげて取り組んでいます。
 地震発生後、当社以外に海上保安庁が海域調査をするなど、各機関でも実施しています。最終的には政府の地震関係の委員会で地震のメカニズムについて総合的に評価していきます。


<質問>
 原子力の安全機能はギリギリの運転で止まったと報道にあるが、コメントして欲しい。

<回答>
 今回のことは私たちが止める・冷やす・閉じ込めるの機能を当たり前だと思ってきちんとお伝えしなかったことで、地域の皆さまに所内変圧器の火災も原子力の事故と同じに思われ、誤解を与えてしまったと反省しています。
 その後は原子炉は安全だったことをお伝えするようにしています。


<質問>
 当初の断層調査の生データを公開して欲しい。また、東電だけでなく、第三者も入り協力して調査することをしないと、東電の調査結果だけでは信用できない。

<回答>
 新耐震指針ができた際の調査データを公開しています。調査を共同でやることは難しいですがボーリングのデータなどは公表を検討していきます。第三者評価については検討中です。


<質問>
 今回は耐震設計基準を大幅に超えたが、運良く炉心は壊れなかったが、当初の設計が甘かったのではないか。

<回答>
 発電所は保守性をもった設計をしています。よく調査して結果を皆さまへ発表していきたいと考えております。


<質問>
 設置許可申請時の断層評価の生データを出すといったが、今さらだしてもらっても意味がない。

<回答>
 原子力発電所はつくった後が大切です。安全に運転しつづけるために過小評価はしていません。ただ、当時の知見に比べて、阪神淡路大震災後の知見は変化してきたので、これに合わせて再評価していきたいと考えております。


<質問>
 想定外の地震の中で、止まったことは事実。市民の一人として、東電には頑張って欲しいと思う。

<回答>
 ありがとうございます。
 信頼に答えるようにしっかり点検し、説明していきたいと考えております。情報公開し、説明していくことが大切だと思っています。

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