柏崎刈羽原子力発電所 > 広報・広聴活動 > 地域の声委員会(社内会議) > 平成20年2月21、22日 > 会場での主な質疑応答の概要

地域の皆さまへの説明会

おハガキでいただいたご質問への回答

<質問>
 柏崎刈羽原発は廃炉しかない。データの改ざん、事故の隠蔽、虚偽の報告など、住民は貴社を信用しない。

<回答>
 データ改ざんにつきましては、地域の皆さまならびに広く社会の信頼を裏切ることになってしまいましたことを、お詫びいたします。
 これにつきましては、過去にさかのぼって調査した結果明らかになったものであり平成14年以降では確認されませんでしたが、昨年の春に再発防止対策をとりまとめ、「しない風土」「させない仕組み」の充実・徹底および「言い出す仕組み」の構築・徹底を進めるために、鋭意、改善策に取り組んでいるところであります。後日、別の機会に、進捗状況をご説明させていただく場を設けさせて頂ければと考えております。
 引き続き、皆さまの信頼を得られる発電所になるよう努力いたします。


<質問>
 データ回線、警察・消防などへの回線が不通になったと聞いていますが、回線のバックアップについてどのように考えていますか?

<回答>
 発電所には緊急時に社内や社外関係機関との連絡を取るための緊急時対策室が設置されており、この部屋には通常の電話回線に加え、FAX、衛星携帯電話、防災無線等の多重の通信設備が設置されております。今回の地震発生時に緊急時対策室より関係機関への連絡をとろうとしたところ、入り口の扉が開かなくこれらの通信設備が使えなかったため連絡が遅くなってしまいました。地域の皆様にご心配をおかけしましたことをお詫びいたします。
 現状、これらの通信設備の固定化や扉開閉用のバール等の工具の設置等を行っておりますが、今後、入室扉の耐震補強や緊急時対策室の免震化などの対策を行い、災害に強い発電所作りを推進して参ります。


<質問>
  1. 原発で最も重要な「止める」「冷やす」「閉じこめる」機能は設備上、何ガルまで耐えられるのか?(現状の設備で)
  2. 浜岡は、1000ガルで耐震補強をしているが、その根拠は?日本沈没直前まで、原発の耐震性を上げる必要は無いと思うが、どこまで上げたら良いのかがわからない。
  3. 発電所により、耐震設計値が違う理由は?
<回答>
  1.  今回の地震後の目視点検や機器の動作確認結果から安全上重要な設備の機能を損なうような不具合は確認されておりません。また、7号機の原子炉建屋や原子炉圧力容器等の機器について今回の地震によりどのような力を受けたかを解析で評価した結果、これらの機器の機能を損なうような力は働いていないことが確認されております。
     機器の耐震上の余裕は設計、基準、使用する材料の強度、構造等に含まれており単純にお示しできるものではありませんが,安全上重要な機器については大型振動台で,実機に近い縮尺模型試験体を用いて耐震上の十分余裕があることが確認されております。例えば、コンクリート製格納容器は設計で想定する揺れ(S2)の5倍以上の余裕があることがわかっております。
  2.  中央防災会議から公表された浜岡地点での想定東海地震の地震動を参考に、現行の基準地震動に余裕を持たせて独自に設定したものと聞いております。詳しくは、中部電力のホームページなどをご参照下さい。
  3.  発電所周辺の地質構造および地震の起こり方は地域によって異なることから、発電所の設定に用いる地震動が異なります。そのため、耐震設計も発電所毎に行われます。

<質問>
 柏崎、刈羽だけでなく、隣接する長岡市、宮本、大積町にも出掛けて、説明会を開いて下さい。

<回答>
 ありがとうございます。
 発電所の状況をご説明させて頂く機会がございましたら、少ない人数でも発電所の職員が説明にお伺いいたします。発電所のフリーダイヤルにご連絡頂ければ幸いです。


<質問>
  • 今後発生が想定される震度は、どの程度になると考えられるのか?対策はどうか?
  • 建物の周辺は、どのような補強がされるのか?

<回答>
 発電所周辺で発生するかもしれない地震に関しましては、現在、地質調査を行っており、その結果から地震の大きさを想定し、建物・設備の耐震安全性評価を行って参ります。また、その結果によって、必要に応じて発電所内の建物・設備の補強を行って参ります。
 また、変圧器、消火設備、緊急時対策室など今回の地震で確認された課題に対しましてもさきほどご説明いたしましたように改善を図り、災害に強い発電所作りをめざして参ります。
 これらの取り組み状況につきましては、広報誌や説明会等を通じまして皆様にお知らせして参ります。


<質問>
 いずれ稼動されることと思いますが、今後放射能漏れ等の事故が起こる事を前提に一時的にも拡散防止用コンクリート壁で用地全域を囲われるよう望みます。

<回答>
 6,7号機での放射性物質の放出でご心配をおかけいたしましたことをお詫びいたします。放出された放射性物質はきわめて微量であり、健康や環境への影響はありません。
 燃料内の放射性物質は燃料ペレット、燃料被覆管、原子炉圧力容器、原子炉格納容器、原子炉建屋の5重の壁で封じ込められるようになっております。また、原子力発電所の設備は、万一の事故が発生しても、原子炉の異常な状態をいち早く検知し、原子炉を「止める」、「冷やす」、「閉じ込める」ための作動するよう設計されており、さらに、これらの装置は一つが故障しても別の装置が働くよう多重の設計をしております。
 安全を第一に発電所の運営に努めて参りますとともに、先ほど説明させていただきましたように災害に強い発電所を目指して所員一丸となって努力して参りますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。


<質問>
 既設の1号機から7号機については、耐震補強を徹底するとして、最新式の8号機を建設してほしい。それについては、地域住民に電力を優先的に(無償で)する事として、大企業の誘致の目玉として、地域の発展との共存共栄という形にしないと、なかなか地域住民に納得してもらえないのではないか?

<質問>
 発電は火力や原発でなければできないのですか?もっと安全な別な何かないのでしょうか?地方をバカにしていませんか?

<回答>
 発電には、火力、原子力、自然エネルギーなど様々な方法があり、それぞれの特徴があります。日本が安定的にエネルギーを確保するためには、長期的な視点に立ち、「安定性」「環境性」「経済性」の側面からそれぞれの特徴を活かした取り組みが必要です
 地域の皆さまには日頃より原子力発電へのご理解・ご協力を賜り、深く感謝しております。今後も、発電所が地域の一員として、地域の発展に貢献できるように努力いたします。


<質問>
 原子力安全・保安院によって様々な安全確保に努力されて居りますが、一番大切なことは、今、崖淵にいると云う意識と最終的に人間の大切さをいかに1人1人が明確にすることに尽きると思います。

<回答>
 ご意見ありがとうございます。
 お言葉を胸に、地域の皆さまの思いに思いをいたし私が先頭に立って、発電所員一人一人が行動するように努めてまいります。


<質問>
 原子力発電所の災害や事故で避難命令が出て、市外に避難し、自宅に住めなくなった場合、住宅のローンは国・自治体や貴社が代わりに返済して頂けるのでしょうか?

<回答>
 まずは、そのような災害が起こらない発電所であることがもっとも大切だと考えており、安全を第一に発電所の運営に努めて参るとともに、先ほど説明させていただきましたように災害に強い発電所を目指して所員一丸となって努力しているところでございます。
 これらの取り組みにつきましては、適宜、広報誌、説明会等の場を通じまして皆様にお知らせして参りたいと思いますので、何卒、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
 万が一、そのような災害が発生した場合には法令に基づいて誠実に対応させて頂きたいと思います。


<質問>
  • アスペリティ(ストレスにより破壊または断層するところ)でストレスが解放されれば次のストレスは近隣に移行し、次第にアスペリティは拡大していくはず。
  • 安全であるなら、まず関係首脳陣は世界一の原発地に常駐(家族も)して範を示せ。それが筋というもの。資源エネ庁、原子力開発機構も同地に移転を。
  • これまで地震情報と言えば関東、東海ばかり(誇大吹聴?)日本海東縁変動帯など一般人には知らせず政治が行われてきたのではないか。
  • 地震列島なら主要な政治、経済、情報、安全等の機構は分散しておくべきではないか。

<回答>
 今回の地震後の目視点検や機器の動作確認結果から安全上重要な設備の機能を損なうような不具合は確認されておりません。また、7号機の原子炉建屋や原子炉圧力容器等の機器について今回の地震によりどのような力を受けたかを解析で評価した結果、これらの機器の機能を損なうような力は働いていないことが確認されております。
 現在、陸域、海域について広い範囲で地質調査を行っており、その結果から地震の大きさを想定し、建物・設備の耐震安全性評価を行い、必要に応じて発電所内の建物・設備の補強を行って参ります。また、今回の地震で確認されました変圧器、消火配管、緊急時対策室等の課題につきましても改善を図り、災害に強い発電所を目指して参りますので、ご理解を賜ればと思います。

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