柏崎刈羽原子力発電所
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> 平成20年8月22、23日
> 会場での主な質疑応答の概要
地域の皆さまへの説明会
会場で直接いただいたご質問による質疑応答
●会場で直接いただいたご質問による質疑応答
<質問>
発電所で万が一の事故があると、小国は風下で一番危ないと言われている。小国では監視しているのか。私は原子力発電所を立地してほしくなかった。そうは言っても6,000人も働いている。その家族もいるし、地域の経済もある。6・7号機はかなり工事が進んでいるようだが、物理的にいつ頃運転再開できる状態になるのか。 2点目は東北電力が値上げするそうだが、理由のひとつに東電に電力を融通していて、火力のコストがかかると聞いたが。
<回答>
1点目につきまして、現在は点検を進めていて、7号機は大分進んではいるが系統試験が残っています。また耐震安全性向上の工事は解析をしながら進めており、現時点では再開の時期を話せる状況にありません。 2点目について、1号機は東北電力と共同開発しており、出力の半分を東北電力に送っています。それが送れていないために、その分について火力を使っているということだと聞いております。 |
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<質問> テレビで基準地震動を2,000ガルに見直すような話をしていた。所長がそれに見合った耐震強化をするといい、頼もしく思った。2,000ガルというのはどの位の揺れになるのか。
<回答> 重力加速度(980ガル)のおよそ2倍になります。また、2,000ガル弱というのは解放基盤表面になるので、建屋の基礎上では800ガル位になります。これは浜岡原子力発電所とほぼ同程度です。 |
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<質問> 今回の説明会の進め方(質問を事前にいただいて回答する進め方)は、きちんと集約されると東電の説明で終始している。実際のやりとりの中で新しい疑問も出てくると思うし、時間が足りなければ延長するなり、頻繁に説明会を開催するなど、何らかの工夫が必要ではないか。
<回答> 貴重なご意見ありがとうございます。説明会の運営については皆さまのご意見を伺いながら、改善してまいります。今までの説明会では手を挙げて質問するため、どうしても勇気のいることで質問できないとの声もあり、なるべく多くの皆さまにご意見をいただくため、事前にご質問をいただいたものです。また、直接お話ししたい、質問票に書いたこと以上のことをききたい方のため、後半に挙手による質問時間を設けさせていただいきました。これからも少しでもより良くするために(運営方法を)改善してまいります。 |
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