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福島第一原子力発電所の状況について(日報)

福島第一原子力発電所の状況について(日報)
【午後3時現在】

平成25年12月22日
東京電力株式会社

 平成23年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う当社福島第一原子力発電所の事故により、立地地域の皆さまをはじめ、広く社会の皆さまに、大変なご心配とご迷惑をおかけしていることにつきまして、心より深くお詫び申しあげます。
 福島第一原子力発電所の事故に関し、平成23年4月17日、「東京電力福島第一原子力発電所・事故の収束に向けた道筋」をとりまとめ、同年7月19日に、「放射線量が着実に減少傾向となっていること」を目標とするステップ1を達成しました。その後、同年12月16日に、「放射性物質の放出が管理され、放射線量が大幅に抑えられていること」を目標とするステップ2の達成を確認し、同年12月21日には、福島第一原子力発電所1~4号機の廃止措置等に向けた中長期ロードマップをとりまとめました。
 平成25年11月18日、4号機使用済燃料プールからの燃料取り出し作業を開始しました。これに伴い、中長期ロードマップの第1期(ステップ2完了から2年以内に使用済燃料プールからの燃料取り出し開始)を前倒しして達成し、中長期ロードマップの第2期へ移行しました。
 引き続き、プラントの安定状態の確実な維持に取り組むとともに、1~4号機の廃止措置に向けて必要な措置を中長期にわたって進めていくことにより、避難されている方々のご帰還の実現および国民の皆さまが安心して生活いただけるよう、引き続き全力で取り組んでまいります。

 福島第一原子力発電所の状況について、以下のとおりお知らせいたします。

下線部が新規事項

12月21日午後4時15分頃、H5タンクエリア西側の堰の基礎の継ぎ目部から、堰外へ水が漏えいしていることを当社社員が確認。なお、当該堰内には雨水と思われる水が13cm程度溜まっていた。同日午後6時頃、漏えい箇所(堰の外側)に、土嚢およびビニールシートにより漏えい水受けを設置し、漏えい水が土壌に染み込まないように処置を実施。さらに、当該水受けに仮設ポンプを設置し、同日午後7時12分から当該水受け内の水を堰内に戻した。漏えい時間を、堰内水が漏えいしていないことを確認した時刻(同日午前11時頃)から当該水受けを設置するまでとした場合、漏えい量(土壌への染み込み量)は約1.6m3であると推定。また、当該漏えい箇所の近傍には側溝および排水路が無いことから、海への流出は無いものと考えている。
なお、同日採取したH5タンクエリア堰内水の全ベータは570Bq/Lであり、前日(12月20日)の値の470Bq/Lとほぼ同じであり、H5エリアのタンク内の水位には有意な低下が見られなかったこと、さらにタンク内に貯蔵されているRO濃縮水の全ベータの値は約3.6×108Bq/Lであり、タンクからの僅かな水の漏えいにより堰内水の全ベータは上昇することから、タンク内の水の漏えいは無く、今回漏えいした堰内水は雨水であると考えている。
その後、同日午後11時35分に、H5タンクエリア堰内の水を仮設ポンプにてH6タンクエリア堰内に移送を実施。H5タンクエリア堰内の水位が約13cmから約5cmに低下し、仮設ポンプでの吸い上げが難しくなったことから、12月22日午前2時40分に移送を停止。また、移送停止後にパトロールを実施し、移送配管および移送先(H6タンクエリアの堰)に漏えい等の異常がないことを確認。現在、漏えいの確認された堰の基礎の継ぎ目部のシール作業を実施しており、今後、必要に応じて更に水位を下げる検討も実施する。

<参考>
 12月21日採取の当該漏えい箇所の堰の内側のサンプリング結果
  ・全ベータ:560Bq/L
  ・セシウム134:検出限界値未満(検出限界値:12Bq/L)
  ・セシウム137:検出限界値未満(検出限界値:17Bq/L)
  ・ストロンチウム90:93Bq/L
 12月21日採取の堰内の四隅のサンプリング結果
  ・全ベータ:570Bq/L
  ・セシウム134:検出限界値未満(検出限界値:13Bq/L)
  ・セシウム137:検出限界値未満(検出限界値:18Bq/L)
  ・ストロンチウム90:98Bq/L
 12月20日採取の堰内の四隅のサンプリング結果
  ・全ベータ:470Bq/L
  ・セシウム134:検出限界値未満(検出限界値:12Bq/L)
  ・セシウム137:検出限界値未満(検出限界値:18Bq/L)
  ・ストロンチウム90:77Bq/L

《1号機(平成24年4月19日廃止)》
・復水貯蔵タンク(CST)を水源とする淡水を原子炉へ注水中
・原子炉および原子炉格納容器へ窒素封入中
・原子炉格納容器ガス管理システム運転中
・使用済燃料プール循環冷却系運転中

《2号機(平成24年4月19日廃止)》
・復水貯蔵タンク(CST)を水源とする淡水を原子炉へ注水中
・原子炉および原子炉格納容器へ窒素封入中
・原子炉格納容器ガス管理システム運転中
・使用済燃料プール循環冷却系運転中
・2号機タービン建屋→3号機タービン建屋へ高濃度滞留水を移送中

《3号機(平成24年4月19日廃止)》
・復水貯蔵タンク(CST)を水源とする淡水を原子炉へ注水中
・原子炉および原子炉格納容器へ窒素封入中
・原子炉格納容器ガス管理システム運転中
・使用済燃料プール循環冷却系運転中
・3号機タービン建屋→集中廃棄物処理施設(高温焼却炉建屋)へ高濃度滞留水を移送中。

《4号機(平成24年4月19日廃止)》
・原子炉内に燃料なし(使用済燃料プールに保管中)
・使用済燃料プールから共用プールへ燃料移動中
・使用済燃料プール循環冷却系運転中

《5号機(地震発生前より定期検査中)》 ※平成25年12月18日に廃止を届出
・冷温停止中
・使用済燃料プール冷却浄化系運転中

《6号機(地震発生前より定期検査中)》 ※平成25年12月18日に廃止を届出
・冷温停止中(燃料は全て使用済燃料プールに保管中)
・使用済燃料プール冷却浄化系運転中

《共用プール》
・使用済燃料プール冷却浄化系運転中

《水処理設備および貯蔵設備の状況》
・セシウム吸着装置停止中
・第二セシウム吸着装置(サリー)運転中
・淡水化装置は水バランスをみて断続運転中
・多核種除去設備(ALPS)ホット試験中

《H4エリアタンクおよび周辺排水路の状況》
※H4エリアIグループNo.5タンクからの漏えいを受け、同様の構造のタンクの監視、および詳細な調査を継続実施中。

<最新のパトロール結果>
12月21日のパトロールにおいて、新たな高線量当量率箇所(β+γ線(70μm線量当量率))は確認されていない。また、堰床部に雨水が溜まった箇所については、雨水による遮へい効果により引き続き線量当量率は低い状態となっている。上記H5エリア堰からの漏水を除き、目視点検によりタンク全数に漏えい等がないこと(漏えい確認ができない堰内溜まり水内を除く)、汚染水タンク水位計による常時監視(警報監視)においても異常がないことを確認。

※H4エリアIグループNo.5タンクからの漏えいを受け、福島第一南放水口付近、福島第一構内排水路、H4エリアタンク周辺および地下水バイパス揚水井No.5~12のサンプリングを継続実施中。

<最新のサンプリング実績>
前回採取した測定結果と比較して大きな変動は確認されていない。

《1~4号機タービン建屋東側の状況》
※1~4号機タービン建屋東側に観測孔を設置し地下水を採取、分析しており、6月19日、1,2号機間の観測孔において、トリチウムおよびストロンチウムが高い値で検出されたことを公表し監視強化するとともに、1,2号機タービン建屋東側に設置したウェルポイントおよび集水ピット(南)から地下水をくみ上げ中。
11月27日に採取した2,3号機取水口間ウェルポイント北側における分析結果で全ベータが高い値で検出されたことから、計画的に2,3号機東側に設置したウェルポイントから地下水のくみ上げを実施。

<最新の地下水移送実績>
9月7日から1,2号機東側に設置したウェルポイントおよび集水ピット(南)地下水を2号機タービン建屋へ移送中。
1,2号機間護岸エリア地下水観測孔No.0-3-2でトリチウムが検出されていることから、12月11日より当該観測孔からの地下水の汲み上げを試験的に実施中。

<最新のサンプリング実績>
前回採取した測定結果と比較して大きな変動は確認されていない。

《地下貯水槽の状況》
※7月1日に地下貯水槽の汚染水は全て移送を終了しているが、拡散防止対策およびサンプリング(地下貯水槽No.1~7のドレン孔水、地下貯水槽No.1~4,6,7の漏えい検知孔水、地下貯水槽観測孔、地下水バイパス調査孔、地下水バイパス揚水井No.1~4、海側観測孔)は継続実施中。

<拡散防止対策>
地下貯水槽No.1~3の漏えい検知孔内に漏えいした水を仮設地上タンクへ、地下貯水槽No.1、No.2のドレン孔内に漏えいした水を当該地下貯水槽内へ移送する処置を適宜実施中。

<最新のサンプリング実績>
前回採取した測定結果と比較して大きな変動は確認されていない。

以 上

 

添付資料

参考資料(最終更新日時:平成25年10月22日午後3時)

参考資料(最終更新日時:平成24年4月7日午後3時)

※上記資料の最新版は、【「東北地方太平洋沖地震による影響などについて」実績ファイル】ページをご覧ください。

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