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5月の発電量1.0%増、10カ月連続のプラス

 東京電力の5月の発電量は前年同月比1.0%増の230.9億キロワット時と、10カ月連続で前年実績を上回りましたが伸び率は鈍化しています(3月:同8.6%増、4月:同3.0%増)。
 5月の東京地方の気温は、上旬が高気圧に覆われ平年より高めで推移する一方、中旬以降は曇りや雨の日が多く平年を下回るなどし、寒暖の変動が大きく推移し、月間の平均気温は18.8度と平年並みとなりました。
 このため気温に影響を受ける冷暖房需要などが増えなかったことが、5月の発電量の伸び率を鈍化させたものと思われます。
 なお、5月の最大電力は、4,232.3万キロワット【5月8日(木)12時、最高気温26.9度)】でした。

 <5月の発電量 内訳>

  • 自社
水力 13.5(億kWh) 6%
火力 151.4(億kWh) 66%
原子力 7.0(億kWh) 3%
  • 他社受電
41.6(億kWh) 18%
  • 融通
20.2(億kWh) 9%
  • 揚水用電力量
-2.8(億kWh) -1%
合  計 230.9(億kWh) 100%
  • ※1.四捨五入の関係で数値の計が合わない場合がある。
  • ※2.一般に、「融通」は電力会社(一般電気事業者)間の電力受給、「他社受電」は電力会社以外(卸電気事業者、IPP、公営、自家発など)から電力会社が受給するもの。
  • ※3.「揚水用電力量」は、揚水式水力発電で昼間の電力需要のピーク時に発電に使えるように、電力需要が少ない夜間に下部調整池から上部調整池に水を汲み上げるために使用する電力。

 当社の原子力発電所は、柏崎刈羽原子力発電所6号機(5月7日再起動)と同7号機(6月18日再起動)を除き、15基の原子力プラントの停止が続いております。
 他電力会社からの購入、火力発電所の試運転電力の利用や安全確保の上での増出力運転、自家発電からの余剰電力購入などの追加供給力を活用し、6月については、なんとか安定供給を確保できる見込みですが、引き続き節電にご協力いただきますようお願い申し上げます。


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