産業用大口の前年割れで、5月の電気販売量0.3%減
東京電力の5月の電気販売量は、産業用の大口電力が前年割れとなったことなどから、前年同月比0.3%減の213億キロワット時と2カ月ぶりに前年実績割れとなりました。
生活関連の民生用需要は、5月中下旬の気温が高めに推移したことにより家庭用の「電灯」が1.3%増と2カ月連続、オフィスビル、スーパー、デパートなどの「業務用」は0.9%増と4カ月連続でプラスの伸びとなりました。
産業用大口電力は、今年のゴールデンウィークが昨年よりも休日が連続するなど機械系を中心とした工場の稼働時間が減ったこともあり、前年同月比1.3%減と5カ月ぶりのマイナスとなりました。
以 上
【販売電力量の対前年増加率】
