販売電力量、9月は5.0%増、上期6.0%増、ともに前年を上回る
東京電力の9月の販売電力量は、産業用の大口電力が生産増を反映して堅調な伸びを示したのに加え、検針日数が前年に比べ3日程度長かったこともあり、前年同月比5.0%増の260.7億キロワット時と4カ月連続で前年実績を上回りました。
生活関連の民生用は、家庭用の「電灯」が前年同月比10.1%増、オフィスビル、スーパー、デパートなどの「業務用」も2.9%増とプラスの伸びとなりました。
大口電力は、「紙パ」、「化学」が堅調な伸びを持続しているほか、「鉄鋼」も2カ月ぶりにプラス、「機械」は輸送用機械のアジア向け輸出、電気機械もデジタル家電用半導体が好調で2.8%増と、4カ月連続で前年を上回りました。
2004年度上期(4-9月)の販売電力量は、記録的な猛暑の影響で冷房需要が大幅に増加したほか、産業用需要も上向き、前年同期比6.0%増の1459.6億キロワット時となりました。
民生用は「電灯」が9.1%増、「業務用」は7.7%増、大口電力は3.1%増といずれも前年実績を上回りました。
以 上
【販売電力量の対前年増加率】
