11月の販売電力量2%増、産業用は伸びが鈍化
東京電力の11月の販売電力量は前年同月比2.0%増の218.2億kWhと、産業用需要の伸びが鈍化したものの6カ月連続で前年実績を上回りました。
生活関連の民生用は、家庭用の「電灯」が前年同月比4.5%増、オフィスビル、スーパー、デパートなどの「業務用」は1.8%増と、ともにプラスの伸びとなりました。
産業用の大口電力は0.9%増と6カ月連続プラスの伸びとなったものの、この6カ月の間では最も低い伸びにとどまりました。「化学」が5カ月ぶりに前年実績割れとなるなど生産に鈍化傾向が出てきています。そうした中でトラックや新型乗用車の出荷が堅調な輸送用機械部門の好調さを反映し、「機械」は6カ月連続でプラスの伸びを続けております。
以 上
「販売電力量」につきましては、タイムリーに情報提供させていただくため、速報の数値をもってお知らせしております。
