1月の販売電力量1.3%減、2カ月連続のマイナス
東京電力の1月の販売電力量は、検針日数が前年同月に比べ2日以上短く、家庭用の「電灯」が前年割れとなったことなどから、前年同月比1.3%減の245.5億kWhと、2カ月連続で前年実績を下回りました。
生活関連の民生用は、12月下旬から1月上旬にかけ気温が低めに推移し、空調需要が伸びたものの、検針日数が短かったため、家庭用の「電灯」は前年同月比2.8%減となりました。オフィスビル、スーパー、デパートなどの「業務用」は1.3%増でした。
産業用の大口電力は0.1%増と8カ月連続プラスの伸びとなったものの、前月同様の低い伸び率で、生産の鈍化傾向が伺えます。
「鉄鋼」は5カ月ぶり前年割れとなりましたが、「化学」は2カ月連続、「機械」も8カ月連続でプラスの伸び。ただ「機械」は電気機械部門が落ち込んだため低い伸びにとどまりました。
以 上
「販売電力量」につきましては、タイムリーに情報提供させていただくため、速報の数値をもってお知らせしております。
