6月の販売電力量2.4%減、気温低めで2カ月連続のマイナス
東京電力の6月の販売電力量は、産業用需要が引き続き前年割れとなったほか、生活関連の民生用需要も5月中旬以降の気温が前年に比べ低めに推移したことなどが影響して伸び悩み、全体として前年同月比2.4%減の216.9億kWh時と2カ月連続で前年割れとなりました。
民生用は5月中旬以降の気温が前年に比べ低めに推移したことで空調需要が伸び悩み、家庭用の「電灯」が前年同月比0.2%増にとどまり、オフィスビル、スーパー、デパートなどの「業務用」は3.9%減となりました。
産業用の大口電力は前年同月比2.6%減と5カ月連続で前年割れとなりました。「化学」が2カ月ぶりに前年割れとなったほか、「機械」は輸送用機械がプラスの伸びを続けているものの、電気機械が生産調整などによりマイナスとなり、機械合計では前年割れとなりました。
以 上
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