7月の販売電力量6.4%減、前年猛暑の反動減も影響し3カ月連続のマイナス
東京電力の7月の販売電力量は、産業用需要が6カ月連続で前年割れとなったほか、生活関連の民生用需要も、猛暑だった前年に比べ、6月から7月にかけての気温が低めに推移したことなどが影響して伸び悩み、前年同月比6.4%減の245.8億kWhと3カ月連続で前年割れとなりました。
民生用は、猛暑だった前年に比べ、6月から7月にかけての気温が低めに推移したことで空調需要が伸び悩み、家庭用の「電灯」が前年同月比7.1%減と6カ月ぶりに前年割れとなったほか、オフィスビル、スーパー、デパートなどの「業務用」は6.4%減と3カ月連続の前年割れとなりました。
産業用の大口電力は前年同月比4.4%減と6カ月連続で前年割れとなりました。素材型主要業種のほとんどが前年割れとなったほか,「機械」は輸送用機械が7カ月ぶりに前年割れとなったことに加え、電気機械も引き続き前年割れとなり、機械合計で引き続き前年割れとなりました。
以 上
「販売電力量」につきましては、タイムリーに情報提供させていただくため、速報の数値をもってお知らせしております。
