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福島第一原子力発電所3号機原子炉注水系における原子炉施設保安規定で定める「運転上の制限」の逸脱について

平成24年11月26日
東京電力株式会社


○本日(11月26日)、福島第一原子力発電所3号機原子炉注水系において、午前11時時点で、炉注水量が5.8m3/h(午前10時時点)から7.0m3/hに増加していることを当社社員が確認しました。

○このため、3号機について原子炉施設保安規定第138条に定める運転上の制限である「任意の24時間あたりの注水量増加幅が1.0m3/h以下であること」を満足していないことを、同日午前11時00分、当直長が判断しました。

○その後、午前11時10分、注水量の調整を行っております。注水量変更の実績は以下のとおりです。

(11月26日午前11時10分)
 ・7.0m3/hから6.0m3/hに調整(必要注水量4.3m3/h)

○原子炉格納容器ガス管理システムにおいて、キセノン135の濃度に変動はなく(検出限界値未満:3.4×10-1[Bq/cm3])、未臨界であることを確認しております。

○現時点で、発電所内のモニタリングポストの値にも有意な変動はないこと、現場確認の結果、常用高台炉注水ポンプから建屋入り口に至る注入ラインの周辺において漏えいがないこと、1、2号機の原子炉注水量に大きな変動はなく安定していることを確認しております。

○原因については、現在、調査中です。

以 上

<プレスリリース>
 ・福島第一原子力発電所3号機における原子炉注水量の増加について


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