プレスリリース 2005年

福島第一原子力発電所6号機の原子炉格納容器低電導度廃液サンプ流量増加の原因と対策について

                            平成17年2月7日
                            東京電力株式会社

 当社・福島第一原子力発電所6号機(定格出力110万キロワット)は、定格出
力にて調整運転中のところ、平成16年11月26日に実施した原子炉格納容器低電導
度廃液サンプ*1水の定例分析において、原子炉水に含まれている短半減期核種
*2が検出されたことから、原子炉水が当該サンプに流入していると推定し、同
日より原子炉水の流入に関するパラメータ*3の監視強化を図りました。
 その後、短半減期核種の濃度および当該サンプへの流入量に緩やかな増加傾向
が見られたことから、原子炉水の流入が緩やかに増えていると判断し、流入調査
を実施するため、12月20日にプラントを停止いたしました。
 なお、漏えい量は保安規定に定める制限値に比べ十分低く、その時点ではただ
ちに運転に支障を及ぼすものではありませんでした。
               (平成16年11月26日、12月17日お知らせ済み)

 流入調査の結果、原子炉再循環系配管(A)(B)の排水ラインにそれぞれ2
台並んで設置されている排水弁に漏えいが確認されたため、当該排水弁を分解点
検したところ、(B)系の弁体2台にさび等の噛み込みによる傷跡および漏れ痕
が確認されました。なお、(A)系の弁体2台にも同様の傷跡や漏れ痕が確認さ
れましたが、(B)系に比べ軽度なものでした。
 以上のことから、当該サンプへの流入は主に(B)系排水弁からの漏えいによ
るものと推定いたしました。
 流入量が増加した原因は、今定期検査における原子炉再循環系配管の水抜き作
業などで(B)系の当該排水弁を閉操作した際、さび等の噛み込みにより弁体に
傷が付き、その後浸食が進んだため、弁体と弁座との接触面の隙間が徐々に大き
くなったことによるものと推定いたしました。

 このため、当該排水弁4台については、修理を行い、漏えいが発生しないこと
を確認いたしました。また、今後、水抜き作業などで原子炉格納容器内にある原
子炉水が流れる配管の排水弁を操作した場合は、閉操作を行う前にさび等の噛み
込みを防止するため排水弁の洗浄を徹底いたします。
 なお、準備が整い次第起動いたします。

                                 以 上

*1 原子炉格納容器低電導度廃液サンプ
    原子炉格納容器内の機器からの排水を受けるために一時貯蔵する槽。
*2 短半減期核種
    短時間に放射能が半分になる放射性物質。
*3 原子炉水の流入に関するパラメータ
    格納容器内の温度・圧力・露点温度、原子炉再循環ポンプ軸封部圧力・
   温度および格納容器内機器からの排水量等。

添付資料
・6号機原子炉格納容器低電導度廃液サンプ流入量増加の概略図(PDF 16.5KB) 


pdfデータをご覧になるにはAcrobatリーダーが必要です。 アクロバットリーダー



	

	



			
			
		

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