プレスリリース 2007年

調整運転中の柏崎刈羽原子力発電所2号機におけるタービン制御系の油漏えいに関する調査結果について

                             平成19年7月13日
                             東京電力株式会社

 当社・柏崎刈羽原子力発電所2号機(沸騰水型、定格出力110万キロワット)は、
平成19年6月10日に発電を開始し、調整運転中のところ、7月4日午前4時7分頃、
タービン制御系の油*1が漏えいしていることを示す警報が発生いたしました。
 直ちに現場を確認したところ、タービン建屋地下1階に設置しているタービン蒸
気加減弁の油圧駆動装置4台のうち2台から油が滴下していることがわかりました。
 本事象は直ちに運転に影響を及ぼすものではありませんが、一旦プラントを停止
し、点検・原因の調査および補修することといたしました。
                     (平成19年7月4日お知らせ済み)

 油の漏えいが確認されたタービン蒸気加減弁の油圧駆動装置2台について調査を
おこなった結果、当該装置を制御するサーボ弁*2の接続部から油が漏えいしてい
ることを確認いたしました。
 このため、当該装置4台すべてのサーボ弁を点検した結果、油が漏えいしたサー
ボ弁2台については、サーボ弁と油圧駆動装置の接続部に使用しているリング状の
ゴム製パッキンに微小な傷がついていること、パッキンを設置する溝の周辺等にひ
びが発生していること、ならびに残りのサーボ弁2台についても同様にひびが発生
していることを確認いたしました。
 また、今定期検査において、タービン制御装置内の主蒸気圧力測定方法を機械式
から電気式に変更しておりますが、その影響により、サーボ弁を制御する電気信号
にノイズ信号が発生することがわかりました。

 これらのことから、本事象の原因は、サーボ弁を制御する電気信号に発生したノ
イズ信号によりサーボ弁が微小な動作を繰り返したことから、パッキンを設置する
溝の周辺等にひびが発生するとともに、パッキン表面にも微小な傷がついたため、
当該接続部から油が漏えいしたものと推定いたしました。

 対策として、繰り返し発生するサ−ボ弁の微小な動作を抑制するために、タービ
ン制御回路にノイズ信号を除去する回路を追加するとともに、当該装置4台すべて
のサーボ弁を交換いたしました。

 今後、準備が整い次第、原子炉起動操作を開始いたします。

                                  以 上

*1:タービン制御系の油
   タービン蒸気加減弁等の油圧制御用の油。

*2:サーボ弁
   電気信号を油圧に変換する弁。サーボ弁に電気信号を送ることにより、信号
   を油圧に変換し、蒸気加減弁の油圧駆動装置を制御している。

添付資料
・柏崎刈羽原子力発電所2号機 油漏れ箇所概略図、蒸気加減弁構造概略図(PDF 24.7KB) 


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