プレスリリース 2011年

東北地方太平洋沖地震による影響などについて

【午前9時現在】

                             平成23年6月9日
                             東京電力株式会社

 平成23年3月11日に発生いたしました三陸沖を震源とする東北地方太平洋沖地震
により、当社の原子力発電所をはじめとした設備等が大きな被害を受けるなかで、
立地地域の皆さまをはじめ、広く社会の皆さまに大変なご心配とご迷惑をおかけし
ておりますことに対し、心よりお詫び申しあげます。
 また、福島第一原子力発電所の事故に関し、4月17日、事故の収束に向けた、当
面の道筋を取りまとめ、5月17日に進捗状況についてお示ししております。原子炉
および使用済燃料プールの安定的冷却状態を確立し、放射性物質の放出を抑制する
ことで、避難されている方々のご帰宅の実現および国民の皆さまが安心して生活い
ただけるよう全力で取り組んでまいります。

 当社設備への主な影響について、以下の通りお知らせいたします。
 ※下線部が新規事項 

【原子力発電所】
・福島第一原子力発電所 1〜3号機 地震により停止中
 (4〜6号機は定期検査中)

※6月8日午後2時20分、1,2号機中央制御室内の照明が停電したことを確認。
 詳細を確認したところ、同日午後2時35分、発電所内の一部の電源盤(以下、当 
 該電源盤)の停止を確認。
 同日午後2時49分、モニタリングポスト7,8の伝送停止を確認。1号機窒素供
 給装置の圧力上昇が確認されたことから、同日午後2時57分、窒素供給装置を待
 機状態へ。
 その後、同日午後5時32分、当該電源盤を復旧。同日午後5時50分、モニタリン 
 グポスト7,8の伝送停止を再開。また、同日午後5時54分、1号機窒素封入を 
 再開。当該電源盤の停止に伴い、2号機タービン建屋立坑の滞留水の集中廃棄物 
 処理施設(プロセス主建屋)への移送も停止していたが、同日午後6時3分、移 
 送を再開。 
 調査の結果、現在使用していない本設の電源側からの誤信号により、当該電源盤 
 が停止したと推定。6月8日午後4時12分、コンクリートポンプ車による4号機使用済燃料プールへ 
 の放水を開始(同日午後4時16分〜午後6時5分、ヒドラジンをあわせて注入)。 
 同日午後7時41分、終了。 

※6月5日午後2時45分、6号機タービン建屋地下の溜まり水について、仮設タン
 クへの移送を再開。その後、6月8日午後6時、移送を停止。 

※6月8日、コンクリートポンプ車を用いて、1号機原子炉建屋屋根・外壁に対し
 て、放射性物質の飛散を防ぐ飛散防止剤を約1,000m2の範囲に散布。 
 6月8日、展望台周辺他において、作業員が飛散防止剤を約8,750m2の範囲に散 
 布。6月4日午前9時頃、集中廃棄物処理施設プロセス主建屋1階で滞留水回収作業 
 を行っていた協力企業作業員1名が体調不良を訴えたため、総合磐城共立病院へ 
 ドクターヘリで搬送し、6月8日、「一過性意識消失発作・脱水症」との診断。 

・福島第二原子力発電所 1〜4号機 地震により停止中

※6月8日午後6時10分頃、高起動変圧器の防災用地下タンク点検のため、タンク 
 内の排水作業を行っていたところ、当社社員が3,4号機放水口付近の海面に油 
 が漏えいしていることを確認。現在、排水作業を停止し、油吸着シートにより拡 
 散防止を図るとともに、オイルフェンスの設置を準備中。発生した経緯ならびに 
 漏えいした油量および流出状況は詳細調査中。なお、排水した水はすべて雨水で 
 あり、また暗きょをかいしての排水であることから、放射性物質の海洋への放出 
 はない。 

・柏崎刈羽原子力発電所 1、5、6、7号機は通常運転中
 (2〜4号機は定期検査中)

【火力発電所】
・広野火力発電所 2、4号機 地震により停止中

【水力発電所】
・電気の供給については、すべて復旧済み
 (ただし、設備損傷箇所については、適時対応中)

【流通設備等への影響】
・電気の供給については、すべて復旧済み
 (ただし、設備損傷箇所については、適時対応中)

【今夏の需給見通しと対策について】
 東北地方太平洋沖地震により、多くの発電所が停止した事態に対処するため、こ
れまで供給力の確保に全力で取り組んでまいりましたが、このたび、追加供給力の
確保の見通しが立ったことから今夏の供給力を上方修正いたしました。
 またこの夏の計画停電の「原則不実施」を継続するためには、供給力のさらなる
確保に加え、引き続き、広くお客さまの節電へのご理解・ご協力が不可欠であるこ
とから、政府の電力需給緊急対策本部より示されました「夏期の電力需給対策につ
いて」の内容を踏まえ、当社としての具体的な取り組み内容を取りまとめておりま
す。
                              (お知らせ済)

 6月は、皆さまの節電へのご理解・ご協力により、現時点で想定最大電力を上回
る供給力を確保できる見通しであることから、計画停電の「原則不実施」を継続で
きる見込みです。

 しかしながら、経年火力の連続稼働等による計画外停止や異常な猛暑による需要
の急増などが発生した場合には、需給の安定確保に支障をきたす可能性があること
から、当社は、計画停電の「原則不実施」を継続するため、これまで検討してきた
追加供給力対策を着実に進めてまいりますが、皆さまにおかれましても大変なご不
便とご迷惑をおかけいたしますが、引き続き節電へのご理解・ご協力をお願いいた
します。

                                  以 上

添付資料
・過去の実績(PDF 274KB) 

※上記資料の最新版は、【「東北地方太平洋沖地震による影響などについて」実績 
 ファイル】ページをご覧ください。
 
 
 
 

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