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プレスリリース 2014年

千葉火力発電所3号系列第1軸の営業運転開始について

平成26年4月24日
東京電力株式会社

 当社は、千葉火力発電所敷地内に設置しているガスタービン発電設備(定格出力:33.4万kW×3台、熱効率:39.0%、燃料:LNG)について、増出力ならびに発電効率を向上させるため、コンバインドサイクル発電方式へ変更する工事を行い、平成25年12月4日に試運転を開始しておりましたが、本日、全ての検査が終了し、3号系列第1軸(コンバインドサイクル化後の定格出力:50.0万kW)の営業運転を開始いたしました。

 具体的な発電方式は、1,500℃級コンバインドサイクル発電(MACC: More Advanced Combined Cycle)を採用しております。また、排熱回収ボイラに併設した排煙脱硝装置により、運転時に発生する窒素酸化物の排出量を抑制し、環境負荷の低減を図りました。

 千葉火力発電所3号系列第1軸の特長は次のとおりです。

(1)コンバインドサイクル化により増出力と高効率化を実現
 すでに運用されているガスタービン発電設備に、蒸気タービンと排熱回収ボイラなどを追加設置することにより、コンバインドサイクル発電方式へ変更しました。これにより、ガスタービンの排熱を有効利用し、新たな発電用燃料を使用せずに出力が33.4万kWから50万kWに増出力されます。
 また、上記の変更に伴い、コンバインドサイクル化前と比較して熱効率は39.0%から約58%まで約5割向上し、燃料の使用量およびCO2排出量を約30%抑制します。

(2)最新の排ガス処理技術の採用で環境にやさしい発電所を実現
 最新型の低NOx(窒素酸化物)燃焼器および高性能脱硝装置等、環境に配慮した設備を採用しました。

 当社といたしましては、引き続き、電力設備の確実な運転・保守を含めた供給力の確保を着実に進めていくことで、安定供給に全力を尽くしてまいります。

以 上

別紙

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