東北地方太平洋沖地震発生から復旧完了までの経緯について

福島第二原子力発電所では、平成23年３月11日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う津波の影響により、１，２，４号機において原子力災害対策特別措置法の規定に基づく該当事象が発生し、同年３月12日、内閣総理大臣による原子力緊急事態宣言が発出されました。その後、緊急事態応急対策を実施し、プラントの安定的な冷温停止の維持に努めた結果、同年12月26日、内閣総理大臣により当所の原子力緊急事態解除が宣言され、原子力災害対策特別措置法に基づく原子力災害事後対策の実施段階に移行しました。同対策を実施するにあたり、原子力事業者防災業務計画に基づく復旧計画を策定（平成24年１月31日提出）し、プラントの冷温停止維持に係わる設備等の本設復旧を実施してきましたが、平成24年５月17日に４号機、同年10月11日に３号機、平成25年２月15日に２号機、同年５月30日に１号機の復旧が完了しました。