地域・社会の皆さまに放射能濃度の状況をご確認いただけるよう、日々の計測データや分析結果をお知らせしております。
データのご利用にあたってはこちらをご覧ください。

採取地点別放射性物質の分析結果(2021年11月分)

大気

発電所敷地内の大気

発電所敷地内で採取した大気中に含まれる放射性物質の核種分析を行っております。

2017年8月30日採取分をもって、発電所西門・敷地境界付近3地点(MP-1,3,8)および1~4号周辺3地点(1号機北側法面、1,2号機西側法面、3,4号機西側法面)ならびに1~4号機近傍海側のダストのガンマ核種分析を廃止し、敷地内に設置されている連続ダストモニタでの監視に変更しております。

参考:福島第一原子力発電所敷地境界付近でのダストモニタ計測状況はこちらをご覧ください

なお、発電所西門に設置しているモニタリングカーによる空気中のストロンチウム、プルトニウム分析結果は、引き続き半年に一度(4月,10月)の頻度でサンプリングを行ってまいります。

海水

発電所沿岸、および発電所1~4号機側取水口付近で採取した海水中に含まれる放射性物質の核種分析を行っています。

1日2日3日4日5日6日7日8日9日10日11日12日13日14日15日16日17日18日19日20日21日22日23日24日25日26日27日28日29日30日

※発電所付近、および発電所1~4号機側取水口付近の海水核種分析結果

2019年4月2日より、福島第一原子力発電所沿岸、および1~4号機側取水口付近の海水核種分析結果については、掲載箇所を見直しました。こちらをご覧ください(1~4号機タービン建屋東側および港湾のモニタリングの項目に掲載したpdfファイル内の海水のページ)。
なお、グラフおよび再測定による詳細分析結果、その他の採取地点の分析結果等については、これまで通り掲載しています。

1~4号機側南放水口付近の海水核種分析結果

2018年9月以降の1~4号機側南放水口付近の海水核種分析結果については、掲載箇所を見直しましたこちらをご覧ください(1~4号機タービン建屋東側および港湾のモニタリングの項目に掲載したpdfファイル内の海水のページ)。

港湾口の海水(放射線モニタによる測定)

2016年10月1日より、最新の状況を10分ごとに表示するリアルタイムデータの公開を開始しました。

サブドレン水

発電所1~6号機タービン建屋付近のサブドレン等、および集中廃棄物処理施設周辺のサブドレンから採取した水に含まれる放射性物質の核種分析を行っています。

タービン建屋付近のサブドレン水
2日4日6日9日11日13日16日18日20日23日25日27日30日
集中廃棄物処理施設周辺のサブドレン水
1日2日3日4日5日6日7日8日9日10日11日12日13日14日15日16日17日18日19日20日21日22日23日24日25日26日27日28日29日30日

サブドレン・地下水ドレンに関するサンプリング

建屋に浸入する前に建屋周辺の地下水を汲み上げ(汚染水の増加を抑える対策)、また、海側遮水壁を設置(汚染水を漏らさない対策)してせき止めた海側に流れ込む地下水を汲み上げて、浄化して水質を確認した上で海に排水するサブドレン他水処理施設を2015年9月より運用開始しました。汲み上げた地下水については一時貯水タンクに貯留して放射能濃度を測定し、運用目標未満であることを確認しています。
また、分析結果の客観性を確保するため、第三者機関においても放射能濃度の分析を行っています。

セシウム134 セシウム137 全ベータ ストロンチウム トリチウム
一時貯水タンクにおける運用目標 1Bq/l 1Bq/l 3Bq/l - 1500Bq/l
(参考)告示濃度限度 60Bq/l 90Bq/l - 30Bq/l 60000Bq/l
WHO飲料水ガイドライン 10Bq/l 10Bq/l - 10Bq/l 10000Bq/l

サブドレン等の取り組みの概要や運用状況等は、こちらをご覧ください。

一時貯水タンク・集水タンクの分析結果
1日2日3日4日5日6日7日8日9日10日11日12日13日14日15日16日17日18日19日20日21日22日23日24日26日26日(詳細)27日29日
加重平均サンプルの分析結果
26日(9月分)26日(2021年度第2四半期分)

排水する前に採取した水を、当該月の全排水量に占める各回の排水量の割合で混合させ、分析を行うものです。

排水に関する分析結果

最新データは 2021年9月13日です。

中継タンクの分析結果の最新データは2016年6月14日です。

地下水バイパスに関するサンプリング

汚染水の増加を抑える対策として、建屋に浸入する前に地下水を山側で汲み上げて、水質を確認した上で海に排水する地下水バイパスを2014年5月より運用開始しました。汲み上げた地下水については一時貯留タンクに貯留して放射能濃度を測定し、運用目標未満であることを確認しています。
また、分析結果の客観性を確保するため、第三者機関においても放射能濃度の分析を行っています。

セシウム134 セシウム137 全ベータ ストロンチウム トリチウム
一時貯留タンクにおける運用目標 1Bq/l 1Bq/l 5Bq/l - 1500Bq/l
(参考)告示濃度限度 60Bq/l 90Bq/l - 30Bq/l 60000Bq/l
WHO飲料水ガイドライン 10Bq/l 10Bq/l - 10Bq/l 10000Bq/l

地下水バイパスの取り組みの概要や運用状況、関連資料等は、こちらをご覧ください。

揚水井の分析結果 位置図はこちら 最高値はこちら
3日4日6日10日11日13日17日18日20日24日25日27日
一時貯留タンクの分析結果
3日10日14日24日24日(詳細)
加重平均サンプルの分析結果
24日(9月分)
排水に関する分析結果 位置図はこちら

最新データは 2021年9月13日です。

タンクの水漏れに関するモニタリング

2013年8月に発見したH4エリアIグループNo.5タンク底部フランジからの漏えいや、2013年10月の、B南エリアタンク(B-A5)上部天板部からの滴下、および2014年2月に発生したH6エリアC1タンク上部天板フランジ部からの漏えい事象を受けて、その影響をモニタリングするため、福島第一原子力発電所南放水口付近、福島第一原子力発電所構内排水路、H4エリアタンク周辺のサンプリングを継続して実施しています。

H4エリア周辺観測孔 位置図はこちら 最高値はこちら
4日11日18日25日
H6エリア周辺観測孔 位置図はこちら 最高値はこちら
4日11日18日25日

※南放水口・排水路

 2018年9月以降の南放水口・排水路の分析結果については、掲載箇所を見直しました。
 南放水口付近の分析結果はこちら、排水路の分析結果はこちらをご覧ください。

1~4号機タービン建屋東側および港湾のモニタリング

地下水の放射性物質の発生源、拡散の状況確認、海洋への影響の有無を監視するため、1~4号機タービン建屋東側の地下水および港湾の海水に含まれる核種分析を行っております。

位置図はこちら 最高値はこちら
1日2日3日4日5日6日7日8日9日10日11日12日13日14日15日16日(最高値あり)17日18日19日20日21日22日23日24日25日26日27日28日29日30日(最高値あり)

福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータ

事故時のフォールアウトの影響で汚染されたタービン建屋の屋根等を通った雨水が排水路に流入することから、各排水路のモニタリングを継続して実施しています。

位置図はこちら 最高値はこちら
1日2日3日4日5日6日7日8日9日10日11日12日13日14日15日16日17日18日19日20日21日22日23日24日25日26日27日28日29日30日

福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果

事故時のフォールアウトの影響で汚染されたタービン建屋の屋根等を通った雨水が放水路に流入することから、各放水路のモニタリングを継続して実施しています。

位置図はこちら
3日5日7日10日12日14日17日19日21日24日26日28日

地下貯水槽に関する分析結果

2013年4月に発生した、地下貯水槽の貯留水が外部に漏えいした事象を受けて、地下貯水槽の脇に設置してある漏えい検知孔や、その周辺の観測孔の地下水を分析し、周辺への影響をモニタリングしています。
なお、地下貯水槽からの漏えい量は、その後20~30リットル程度であると評価されました。

その他のサンプリング

雨水処理設備を用いたタンクエリア堰内雨水の処理水散水に関するサンプリング

タンクエリアの堰内に溜まった雨水は、淡水化装置(逆浸透膜式)などを用いて浄化処理を行った後、2014年5月より福島第一原子力発電所の構内において散水しております。散水の影響を確認するため、処理した水(散水)や散水場所の空気中の放射性物質の濃度、周辺の空間線量率について分析を行っております。最新データは2016年6月14日です。

1~4号機建屋周辺地下水の詳細分析結果

福島第一原子力発電所1~4号機建屋に隣接している井戸(サブドレンピット)の浄化試験をした結果、ピット内の溜まり水から放射性物質が検出されています。その流入経路としてフォールアウトの可能性があることから、新たに1~4号機建屋周辺に観測井を設置し、フォールアウトの影響について確認することとしています。最新データは2014年10月1日です。

水処理設備の分析結果

17日

魚介類の分析結果
<福島第一原子力発電所20km圏内海域>

事故発生当時、タービン建屋地下の高濃度汚染が地下トレンチなどを経由して港湾内に流出した事象等を受けて、魚介類への影響やその経過を確認するために、港湾内をはじめ、発電所の周辺20km圏内で採取した魚介類の分析を実施しています。