機器ラインナップ
広がる機器ラインナップ
小規模施設から大規模施設まで、お客さま多様な用途にお応えします。
1.小規模施設 ~小型ヒートポンプ給湯機~
飲食店・スーパー・学校給食などには小型ヒートポンプ給湯機が最適です。
飲食店・物販店・学校給食などには一過式タイプの給湯システムをお勧め致します。ヒートポンプ給湯機で沸かしたお湯を密閉式の貯湯槽にためることで、必要な時にお湯をたっぷりご利用いただけます。厨房等で高い温度が必要な場合は貯湯槽のお湯をそのまま使用し、手洗い等で低い温度のお湯が必要な用途では給水と混合してご利用いただけます。また、食器洗浄機のように80℃以上の高温給湯が必要な場合はエコキュートをお勧めいたします。
2.中規模施設 ~大型ヒートポンプ給湯機~
福祉施設、病院、ビジネスホテルなどの施設には、循環加温対応が可能な大型ヒートポンプ給湯機が最適です。
老人健康保健施設・病院・ビジネスホテルなど、給湯箇所が多く給湯器からカラン等までの配管距離が長い場合は循環式が最適です。高効率のヒートポンプ給湯機で沸かしたお湯を大型の開放型貯湯槽にたっぷりためるとともに、昇温用ヒートポンプで循環配管のお湯を一定の温度に保つ事で、必要な時にお湯をたっぷりと快適な温度でご利用いただけます。またシステム制御ユニットで残湯量や給湯使用履歴を確認することや、今後の貯湯量や熱源運転時間をきめ細かく設定することもでき、さらなる省エネルギー・省CO2運転が実現できます。
3.大規模施設 ~ハイブリッド給湯システム~
シティホテルなど、給湯使用量が大変多く負荷変動の大きい施設には、燃焼式ボイラーとヒートポンプ給湯機を組み合わせたハイブリッド給湯システムが最適です。
日給湯量変動や、年間給湯量変動の大きい施設における給湯熱源を全てヒートポンプ給湯機で対応することも可能ですが、ヒートポンプ給湯機の高効率性能と、燃焼式給湯器の高出力性能とを組み合わせ、互いの特色を活かした経済的なシステムを実現するハイブリッド給湯システムをお勧めします。ヒートポンプ給湯機はその高効率性を活かして日給湯負荷・年間給湯負荷のベース部分をまかない、一日における高負荷時間帯や、年間における高負荷時期(年末年始やゴールデンウィーク等)を燃焼式給湯器でまかないます。
4.スポーツ(プール)施設 ~冷暖房・給湯・プール冷加温システム~
フィットネスクラブなどのプールを持つスポーツ施設には、プールの冷加温と空調・床暖房とを兼用できるヒートポンプチラーとヒートポンプ給湯機を組み合わせたシステムが最適です。
最近、フィットネスクラブや体育施設ではプールの温度管理が重要となっています。これは夏場にプール水温が上がると、遊泳者の疲労感がるためです。施設管理者はプールに水や氷を入れて温度を下げていますが、費用や管理者の負担が大きく、大きな課題となっています。ヒートポンプ給湯機には、夏場は冷却・冬場は加温といった1台で2役できる冷加温ヒートポンプもラインナップされており、これらの課題でお困りの方に是非お勧めします。
東京電力とメーカーによる共同開発商品
メーカー | ダイキン工業株式会社 | 三菱電機株式会社 | 日立アプライアンス株式会社 | ||
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商品名 | MEGA・Q(メガキュ-) | サニーパックQ ECO | 日立業務用エコキュート | ||
外観イメージ | |||||
システム構成 ※代表例 |
本体型番 | RLYP350BA (RLP350B + BWLP350B) |
QAHV-N560D(開放) | RHK-15EJ | |
タンク型番 | - | EMB-080 | RHK-T56E | ||
容量 | - | 8m3 | 560L | ||
給湯 (加熱) |
出湯温度 65℃ |
加熱能力 [kW] |
35.0 | 40.00 | 15.00 |
消費電力 [kW] |
9.30 | 9.43 | 3.40 | ||
COP [-]※2 |
3.8 | 4.24 | 4.4 | ||
年間加熱効率[-]※1 | 3.5 | 3.70 | 4.2 | ||
運転 範囲 |
外気温[℃] | -20~43 | -15~40 | -10~43 | |
水温範囲[℃] | 5~80 | 5~63 | 5~65 | ||
圧縮機 | 全密閉スクロ-ル | 全密閉スクロ-ル | 全密閉スクロール | ||
冷媒 | R410A、R134A | R744(CO2) | R744(CO2) | ||
寸法 | 本体 :幅[mm] | 2183※1 | 1,220 | 900 | |
本体 :奥行[mm] | 765 | 760 | 450 | ||
本体 :高さ[mm] | 1,525 | 1,777 | 1,850 | ||
製品重量[kg] | 571※2 | 本体:404 タンク:580 | 172 | ||
貯湯槽 | 型式 | 開放/密閉 | 開放 | 密閉(ユニット型) | |
貯湯槽容量 | 4~54m3(開放SUS/FRP) | ・開放 4~20m3(SUS) ※20m3以上は受注品にて対応 |
560L(SUS) ※1台~最大24台(熱源機8台) |
- ※1
年間加熱効率は、日本冷凍空調工業会標準規格「ヒートポンプ給湯機の性能」(JRA 4060-2014)による
- ※2
機器能力・COP条件については、日本冷凍空調工業会標準規格「ヒートポンプ給湯機の性能」
(JRA 4060:外気条件:中間条件 DB=16℃、WB=12℃、入水17℃)による(JRA規格改定により参考値)