DX変革事例
 
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CN*¹社会の実現に向けた再エネの大量導入により電力系統の複雑性が増しており、送配電事業者が低廉な電力の安定供給・レジリエンス 
 強化・脱炭素を並立させるためには、これまで以上に高度な変電所の運営が必要
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変電所のデジタル化(センシング機能やAI、3D技術、ドローン等)を推進し、リモート・リアルタイムで設備の異常兆候/劣化状況を 
 把握・評価することで、巡視・点検コストの削減と設備更新コストの抑制を企図
取り組みのポイント
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国内最大規模の変電設備データ活用- 
国際標準通信規格に準拠した通信・監視制御NW構築や、センシングにより、従来取得出来なかった各種データ*²を収集・蓄積 
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関連図面をデータ化し、設備異常が発生した際に異常個所と設備データの紐づけを行い、迅速復旧を目指す 
 
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幅広い保全業務を高度化・無人化- 
上記データを基に3Dモデルを作成し、高度なシミュレーションを実行 
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画像診断AIを開発。故障情報等を遠隔で把握可能なネットワークを構築し、ドローンと組み合わせ、現場巡視業務の高度化や出向レス 
 による省力化を企図
 
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多様なアライアンス- 
大手通信会社やAIスタートアップと協働し、画像診断AIシステムを開発 
 
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取り組みの展望
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各種AIシステムやBIM、ドローン等を連携させ、フルデジタル変電所を実現予定 
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膨大な設備データをAIで分析し、デジタルツインを作成することで、更なる業務削減/自動化や、新しい価値の創出も展望 
 
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*1:CN = Carbon Neutral 
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*2:ガス圧・ガス密度、電流・電圧、動作時間等 
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