エアコン

監修
家電王:中村 剛
2022年6月8日公開

使い方のポイント

  1. カーテンやブラインドなどで熱の出入りをカット
  2. 室外機周辺は空気の流れを阻害しないように整理
  3. 2週間に1回はフィルターの掃除

電気代削減額

夏の冷房時の室温は28℃を目安に。
外気温度31℃の時、エアコン(2.2kW)の冷房設定温度を27℃から28℃にした場合(使用時間:9時間/日)
年間で電気30.24kWhの省エネ、
約800円の節約
冬の暖房時の室温は20℃を目安に。
外気温度6℃の時、エアコン(2.2kW)の暖房設定温度を21℃から20℃にした場合(使用時間:9時間/日)
年間で電気53.08kWhの省エネ、
約1,404円の節約
冷房は必要なときだけつける。
冷房を1日1時間短縮した場合(設定温度:28℃)
年間で電気18.78kWhの省エネ、
約496円の節約
暖房は必要なときだけつける。
暖房を1日1時間短縮した場合(設定温度:20℃)
年間で電気40.73kWhの省エネ、
約1,077円の節約
フィルターを月に1回か2回清掃。
フィルターが目詰りしているエアコン(2.2kW)とフィルターを清掃した場合の比較
年間で電気31.95kWhの省エネ、
約845円の節約

出典:資源エネルギー庁ウェブサイト
経済産業省 家庭向け省エネ関連情報「無理のない省エネ節約」をもとに作成
※料金単価は当社「スタンダードS」第二段階料金より算定

家電王のおすすめ情報

その他、省エネに役立つ動画はこちらから

1カーテンやブラインドなどで熱の出入りをカット

カーテンやブラインドなどを閉めることで、外気の熱さ・寒さを遮断し、効率よく冷暖房することができます。

2室外機周辺は空気の流れを阻害しないように整理

室外機のまわりの空気の流れを妨げると、エアコンの効率が悪くなります。
植木や物などで通風を妨げないよう、室外機の周囲は整理することが大切です。

32週間に1回はフィルターを掃除

フィルターにホコリなどがつまると、冷暖房能力が低下し、効率が落ちてしまいます。「フィルター自動掃除機能」を搭載しているエアコンでも、リビングやダイニングキッチンではホコリや油汚れが多いので、適度取り外してお手入れすることをおすすめします。また、「フィルター自動清掃機能」を搭載のエアコンはフィルターの掃除を自動で行いますが、ホコリや油汚れが多いリビングやダイニングルームに設置している場合、取り外して水洗いなどをすることをおすすめします。

  • フィルターのお手入れ方法の詳細は、取扱説明書を確認して下さい。

4設定温度は、適温に

暖房や冷房の上手な使い方は「~すぎないこと」。「暖めすぎ」「冷やしすぎ」に気をつけて、設定温度は控えめに。1日1時間、使用時間を減らすだけでも大きな省エネ効果につながります。

5風向きの調整を上手に

冷房中は水平に、暖房中は下向きになるように風向きを調節しましょう。また、扇風機やサーキュレーターを併用して、床にたまりがちな冷気、天井にたまりがちな暖気を循環させると効果的です。

6室外機まわりはすっきりと

室外機のまわりの空気の流れを妨げると、エアコンの効率が悪くなります。植木や物などで通風を妨げないよう、すっきりキレイにしておくことが大切です。

8長時間使わない時はプラグを抜いて

エアコンは使っていなくても、微量の電気を消費しています。長期間使わない時はエアコンのプラグをコンセントから抜いておくようにしましょう。ただし、電源を入れてすぐ稼働させるとコンプレッサーの潤滑剤が余熱されずに、故障の原因にもなるので、夏や冬のシーズン中は抜かずにおきましょう。

9タイマーを活用

おやすみ時やおでかけの時、タイマーを活用して、必要な時間だけ運転しましょう。また就寝中の体調維持のために過度な冷暖房は避けましょう。

Q & A

Qエアコン(冷房時)と扇風機を一緒に使うと省エネになるの?
A

エアコンの設定温度を上げて扇風機を併用することで、省エネになります!

冷房能力2.2kWエアコン(設定温度26℃~28℃)と扇風機を併用する場合と、エアコン(設定温度26℃)のみを使用する場合の消費電力を比較してみました。

「エアコンのみ」と「扇風機併用」の消費電力比較<エアコン(設定温度26℃)のみ使用時の消費電力を100とした場合>

エアコンの設定温度を26℃から1℃あげて扇風機を使うと、9%の省エネになりました!

  • 扇風機の消費電力量を加味しています。
  • エアコンの運転時間は7:00~23:00です。

東京電力エナジーパートナー調べ

Q室外機の置き方で冷暖房の効率が変わるの?
A

室外機のまわりが囲まれるなど、空気の流れが妨げられると、 効率が低下します。置き方を工夫することをおすすめします。

冷房能力2.2kWエアコンの室外機のまわりに「囲いなし」と「囲いあり」の状態をつくり、冷房運転・暖房運転の 効率の違いを調べてみました。

室外機の囲いあり・なしの冷暖房効率比較

冷房能力2.2kWエアコンの室外機のまわりを囲い、空気の流れを妨げると、 冷暖房効率が20%程度下がりました。

  • 扇風機の消費電力量を加味しています。
  • エアコンの運転時間は7:00~23:00です。

東京電力エナジーパートナー調べ

Q冷暖房にエアコンを使っています。冷房も暖房も使用時間は同じくらいなのに、どうして冬の方が電気代が高くなるの?
A

冬季は、夏季に比べ外気温と設定温度の差が大きくなるため、エアコンの使用時間が同じでも消費電力量が大きくなります。カーテンで窓から冷気が入るのを防ぐなど、上手にお使いください。
夏季と冬季における外気温と設定温度の関係の一例を調べてみました。

  • ※1夏季外気温:気象庁ホームページより東京2015年8月の日最高気温
  • ※2冬季外気温:気象庁ホームページより東京2015年1月の日最低気温

東京電力エナジーパートナー調べ

Qドライモードを使った方が冷房モードよりも電気代は安いの?
A

まず、ドライと冷房ではそもそもの目的が異なります。
部屋の”湿度”を下げることを目的にしている機能がドライで、部屋の”温度”を下げることを目的にしているのが冷房です。
湿度が高いとじめじめ感じますし、乾燥していても温度が高いと暑いと感じます。
エアコンのドライモードは2種類あり、再熱除湿機能と弱冷房除湿機能に分かれます。
再熱除湿機能は、室外機で排出される熱を回収し、室内に戻すことで部屋の温度を下げないようにしながら、湿度のみを取り除きます。
弱冷房除湿機能は、部屋の温度を下げながら、部屋の湿度も下げてしまします。温度を下げすぎないように弱冷房なのです。
結論としては、ドライモードが弱冷房除湿機能ならば冷房よりもドライの方が安上がりですが、弱除湿でもあります。
そして、再熱除湿機能の場合は冷房モードよりも電気代は高くなります。