冷蔵庫

監修
家電王:中村 剛
2022年6月8日公開

機器選びのポイント

  1. 大型冷蔵庫の方が小型よりも省エネ
  2. 設置場所や野菜室等の各室レイアウトも重要
  3. 冷凍庫の温度管理対策も重要

家電王のおすすめ情報

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1大型冷蔵庫の方が小型よりも省エネ

大型冷蔵庫は断熱材や運転制御などの技術が塔載されているので、必ずしも容積に比例して年間消費電力量が大きくなるわけではありません。ご家族の人数に応じた選び方もありますが、日ごろの使い方も重要です。
例えば、週末にまとめ買いをするのであれば、それに適した容量が必要となります。冷凍食材を作り置きするならば、大きな冷凍室がおすすめです。

2設置場所や野菜室等の各室レイアウトも重要

設置には「冷蔵庫本体寸法」+「放熱するためのスペース」が必要です。すき間のない状態で設置すると放熱しにくくなり、消費電力量が増加してしまいます。カタログに記載されている「据付必要寸法図」などを参考にし、設置可能な冷蔵庫の大きさをご確認ください。

冷蔵室、野菜室、冷凍室などの各室の配置は、メーカーや機種により違いがあります。使いやすさは、使用頻度や使用者の好みなどで異なりますので、各室の配置をご確認ください。使用頻度の高い食品は、立ったまま出し入れ可能な位置にあると便利です。

3冷凍庫の温度管理対策も重要

冷凍庫には冷風を作り出す「エバポレーター(熱交換器)」があり、常に冷風を送り出すためエバポレーター(熱交換器)には霜がつきます。霜が付くと冷却効率が悪くなるので冷凍室が冷えなくなってしまうので、ついた霜をヒーターで溶かします。その際に冷凍庫内の温度まで上げてしまうことで食材にも霜がつき味に影響を及ぼしてしまいます。最近では、その対策を施している製品も登場しています。

4ライフスタイルにあわせた容量を

冷蔵庫で保存される食品の量は、買物の頻度、料理のメニュー、家族構成や人数によってさまざまです。ご家庭のニーズに合った大きさを選ぶことが省エネにつながります。

X省エネラベルをチェック

冷蔵庫をご購入の際は、統一省エネラベルを参考にすることをおすすめいたします。同じ容量でも省エネ性能に違いがあります。
5つ星の多段階評価は市場における製品の省エネ性能を高い順に41段階で表示しており、省エネ効果の高い製品がわかりやすくなっています。
さらに、カタログや省エネラベルに記載されている【年間消費電力量】の値を参考にすれば、容量の異なる機種の中からでも消費電力量の少ない機種を選ぶことが可能です。

5容量の目安は?

冷蔵庫で保存したい食品の量は、お買い物の頻度、よく作るお料理のメニュー、家族の人数などにより異なります。ご家庭のニーズにあった容量を選びましょう。

6家族の人数からチェック

以下を目安にお考えください。

7ライフスタイルからもチェック

以下のようなライフスタイルのご家庭では、目安より大きめの容量を選ぶことをおすすめします。

  • 食品を週末にまとめて買うことがある
  • 食べ盛りの子どもがいる
  • 来客が多いなど

8各室の容量をチェック

同じ容量の冷蔵庫でも、機種により各室の割合は異なります。冷蔵室、冷凍室、野菜室などの各室の容量はカタログに記載されていますので、ご家庭の食生活にあわせてチェックすることをおすすめします。

※冷蔵室の( )内は、チルドルームの内容積です。
※引き出し室の〈 〉内は、食品の収納スペースの目安です。

10小さなお子さまの冷蔵庫への動線をチェック

小さなお子さまがいらっしゃるご家庭では、冷蔵庫をコンロから離れた場所に設置するなど、安全な配置にご配慮ください。

11運搬経路をチェック

大型の冷蔵庫は運搬経路にも注意が必要です。例えば、廊下・入り口ドアの広さ、2階等へ設置する場合は 階段の形状や広さなど、設置場所までの通路が確保できるかご確認ください。

13ドアの形状・開閉方向のチェック

ドアの形状・開閉方向には複数のタイプがあります。キッチンスペースや家事動線を考慮し、最適なタイプをお選びください。

14便利な機能をチェック

冷蔵庫には機種ごとに便利な機能がたくさんあります。各機能の概要や搭載機種はカタログに詳しく記載されていますので、お好みの機能をお選びください。

【食品の保存性・鮮度に関する機能】
  • 真空ポンプにより大気圧よりも低い圧力のスペースをつくり、低酸素状態にすることで食品の保存性を高める機能
  • イオンを発生する装置を内蔵して、冷蔵庫内の除菌や脱臭をする機能
【操作性に関する機能】
  • ワンタッチで自動的に冷蔵室のドアを開けることができる機能
  • 冷蔵室の半ドアを防止するための「オートクローサー」機能
  • 冷凍室や野菜室の引き出しをラクに開くための「電動引き出し」機能
【その他】
  • 氷が自動的にできる「自動製氷」機能
  • 食品を解凍することなく包丁で切ることができる「新温度帯(マイナス7℃など)」で冷凍できる機能
  • 食品を熱いまま急速に冷凍できる機能
  • ドアの素材に高級感のあるガラスやステンレス等を用いたものなど

15冷蔵庫の「高さ」をチェック

容量の大きな冷蔵庫でも、「高さ」を低め(170cm程度)に設計した機種があります。冷蔵庫の最上段の奥はデッドスペースになりがちです。最上段の棚が高すぎて使いづらい方や、最上段奥のスペースをうまく活用したい方は、「高さ」をご確認ください。

16運転音をチェック

静かな運転音にこだわった機種もあります。運転音の騒音レベルは、「dB(デシベル)」という単位でカタログに記載されています。この値が小さい機種ほど、静かな運転を行います。