今が食べごろ!お買い時!ふくしまの桃【第四話】桃をさらにおいしく食べるコツ、教えます!(株)ダイナミックフルーツ勤務・フルーツアドバイザー:原 詩織氏

食のプロが集う職場で磨く、フルーツ愛

今回お話を伺ったのは、フルーツアドバイザーの原詩織さんです。原さんは、国産フルーツの販売を手がける会社に勤務しながら、一方で一般社団法人『FRUIT LOVERS LIFE』の立ち上げメンバーにも名を連ね、フルーツをテーマにしたさまざまな企画イベントを開催しています。日本中の果物農家さんとのネットワークを広げながら、国産フルーツの普及に日々奮闘する原さんは、いわば日本各地のフルーツを熟知するプロ!
「日本のフルーツのおいしさを、もっと多くの人に知ってほしい!」と語る原さんが勤務する会社があるのは、羽田空港とJR貨物基地にはさまれた物流の拠点、大田市場です。東京の市場といえば、築地から移転した豊洲市場が有名ですが、青果部での取扱量は、大田市場が日本一! つまり日本中からおいしいフルーツがいちばん多く集まる市場なんです。

食のプロ中のプロたちが集まる職場で、早朝から全国より集荷されたフルーツをチェックするのが原さんの日課です。原さんの会社で行っている『果物の達人』は、厳選した旬のフルーツを詰め合わせた定期便のサービス。その日市場に入った最高のフルーツを捜すため、原さんは見て、触れて、ときには食べて逸品を選びます。特に今の時期のおすすめは桃!「数あるフルーツのなかでも、特に桃の香りは万人に愛される香りと言われています。この時期は詰め合わせのなかに桃が入っているので、多くの方から喜ばれますね」と原さん。
誰からも愛される桃は、今が旬。全国の桃をよく知る原さんに、福島の桃の魅力を伺いました。

安定したおいしさと、プロが信頼する安全性

「桃には、福島、山梨や岡山など、さまざまな産地があります。なかでも、福島の桃は味が安定していることが大きな魅力です。甘みや味わいがぶれずにおいしい!と、市場での評価がとても高いのが福島の桃です。果物は雨が降ると、水分を吸収してしまうため、収穫時期には雨が降っていないほうが好ましいのですが、福島県では梅雨が終わった7月末から8月にかけて桃が旬のピークを迎えるので、雨の影響を受けにくいのも好条件なのではないでしょうか」
また、安全性においても、福島県産の桃や生産物は信頼が厚いといいます。
「福島の生産者の皆さんが、東日本大震災後から“より安全・安心な作物づくり”に真摯に向き合い、厳しい検査を積極的に行って取り組んでこられた姿を市場のみんなが知っていますからね。市場内で働くセリ人や仲卸、買い付け業者さん、食のプロ達からの信頼も厚く、安心して扱うことができます。
さらに福島県では、糖度を測る光センサーをほぼ全域で導入して選果しているので、桃の特徴でもある甘さについても安定しています。安全性や糖度ももちろんですが、市場の皆さんは実際にたくさんの桃を食べているので、経験上そのおいしさを知って、信頼しているんです」

香りが立ってきたら、まさに食べごろです!

「桃は、フルーツとしてだけでなく、食材としてもとっても優秀なんです」と語る原さん。たとえば、桃とモッツァレラチーズを合わせたサラダや、桃の果肉と生クリームを和えたソースでいただくショートパスタは、原さんのお気に入りレシピです。おうちご飯で桃を活用するなら、よりおいしい桃を選びたいもの。そこで、おいしい桃の見分け方や扱い方を原さんに教えていただきました。

「まず、形がまん丸で、表面に斑点がある(写真参照)ものがおいしさの目安です。また裏側を見て、穴が深くなっているものは“核割れ(かくわれ)”と言ってすでに熟しているため、あまり日持ちがしません。そして、あまりツンツンと押すように触らないのもおいしさを長持ちさせるポイント。桃は押したところから透明になって傷んでくるため、指でギュッと持たず、手のひら全体で包むように持ち上げましょう。売り場の桃もそっと扱ってくださいね」

また、桃は皮をむく時にすべったり、果肉が柔らかくなったりするので難しいのですが、おすすめの桃のむき方はあるのでしょうか?
「皮つきのまま、縦六つ割り位にナイフでカットします。ちょうどリンゴを切る時の要領です。でも桃は真ん中に種があるので、ナイフを種に沿って回しながら切るのがコツ。その後で、切り分けた一片ずつの皮をむいていくと、果肉が崩れにくくきれいにカットできます。この“切り分けてから皮をむく”というのがポイントです! 桃は上のほうが甘いので、くし形カットならおいしさも平均的に分けあえますね」

おいしい桃を選んで買ってきたのに、食べごろを逃して柔らかくなり過ぎたなんてことも、桃のあるあるです。原さんによれば、おいしいタイミングは桃が教えてくれるのだとか。
「買ってきた桃は、冷房がきいているお部屋なら、そのまま常温での保存がベストです。室内の温度が高めなら冷蔵庫で保存しますが、冷蔵庫だと柔らかくなるのも遅くなるので、時々チェックが必要です。涼しい室内で保存した場合、桃から芳醇な香りが立ってきたら、それがおいしさのサイン! まさに食べごろ、食べ時ですよ!」

朝イチの桃で、おいしく夏バテ予防!

フルーツを愛してやまない原さんが、さまざまな活動を通して伝えたいのが、「もっと果物を身近に取り入れて楽しんで」というメッセージです。
旬のフルーツには、暑い季節には夏バテ予防効果が、また寒い季節なら身体を温めてくれる効用があるなど、旬のものを食べることは理にかなっていて、身体を癒してくれるそうです。
「暑さが続くこの時期なら、旬真っ盛りの福島の桃がぴったりですね。ジューシーな桃で水分や糖分、そしてミネラルなどの栄養を補給すれば、元気も回復です。また水分が多い桃はお腹にたまるので、朝食の量が減らせるというダイエット効果も期待できます。また、食べるタイミングがとても大事。おすすめは朝起きてすぐ。あるいは朝ご飯の前に摂ることです。フルーツは糖分が高くて血糖値が上がりやすいと思われがちですが、果糖の吸収はゆるやかで、朝ご飯の前に食べると血糖値が急に上がるのを抑えてくれますよ」と原さんからのおいしいアドバイス。
さて、フルーツを愛する原さんが今目指しているのが、果物農家さんと料理人が一緒になって発信できるフルーツ専門のサイトを立ち上げること。「フルーツについてもっと面白いこと、楽しいことを皆さんに知ってもらって、産地と東京の食卓を繋げていきたいですね!」

プロフィール

原詩織・はらしおり フルーツアドバイザー。
株式会社ダイナミックフルーツ勤務。一般社団法人『FRUIT LOVERS LIFE』メンバー。

大田市場内にある(株)ダイナミックフルーツ勤務。
日本中から青果物、水産物、花きが集まってくる職場環境から、特に奥深い果物の魅力にはまり、
「フルーツをもっと知ってもらうため」のさまざまな活動を行う。
社内では『果物の達人』という定期便サービスを担当。プロの目と舌で選んだ旬の果物を大田市場から届けている。
また、果物好きのプロが集まって立ち上げた『FRUIT LOVERS LIFE』では、果物に特化したイベントを開催。
果物生産者と料理人、企業等を繋ぎ、果物の普及に努める。

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