2016年09月21日

2016年9月21日
東京電力ホールディングス株式会社

 既にお知らせしている護岸付近の水位上昇についての続報です。発電所構内4m盤の既設護岸と海側遮水壁の間の埋め立てエリア(以下、「当該エリア」という。)地下水位が地表面と同等の水位まで上昇した事象について、本日採取した港湾内の海水の分析結果をお知らせします。

 福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果 海水[採取日9月21日]分析結果は、降雨時の変動の範囲内であり有意な変動はありませんでした。引き続き、当該エリア地下水の水位を監視するとともに、港湾口海水放射線モニタの値に有意な変動がないことを確認していきます。

 なお、港湾内の2地点においてセシウム137が最近の変動から見るとやや高めの傾向を示していますが、これは過去の降雨時にも同様の傾向が見られており、降雨による構内排水路等からの流れ込みの影響と考えております。
 ・1~4号機取水口内北側:74Bq/L(9月21日採取)
 ・1号機取水口     :95Bq/L(9月21日採取)


 <海水サンプリングの分析結果はこちら>
 http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/smp/2016/images3/2tb-east_16092102-j.pdf

以 上