2016年12月05日

2016年12月5日
東京電力ホールディングス株式会社

 本日(12月5日)午前10時2分頃、3号機復水貯蔵タンク(CSTという)炉注水ポンプ(B)が停止したことから、本日午前10時30分に特定原子力施設の保安第1編第18条に定める運転上の制限「常用原子炉注水系において、原子炉の冷却に必要な注水量が確保されていること」を満足できないと判断しました。

 その後、午前10時59分3号機CST炉注水ポンプ(A)ポンプを起動し、午前11時現場異常がないことを確認し、同時刻18条に定める運転上の制限「常用原子炉注水系において、原子炉の冷却に必要な注水量が確保されていること」を満足できないことからの復帰を宣言しました。

 原因については、今後調査してまいります。

 なお、モニタリングポスト及びダストモニタの指示値に有意な変動はありません。

*:運転上の制限
  実施計画では、原子炉の運転に関する多重の安全機能の確保及び原子力発電所の安定状態の維持のために必要な動作可能機器等の台数や遵守すべき温度・圧力などの制限が定められており、これを運転上の制限という。実施計画に定められている機器等に不具合が生じ、一時的に運転上の制限を満足しない状態が発生した場合は、要求される措置に基づき対応することになっている。

以 上

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