2018年12月10日

2018年12月10日
東京電力ホールディングス株式会社

 午後4時40分、漏えい水については、下記より既設多核種除去設備の洗浄に用いる「ろ過水」と判断しました。

・漏えい発生時、既設多核種除去設備(A)、(B)、(C)は全系統とも停止しており、当該漏えい箇所に系統水が流れ込まないよう隔離されていること。
・当該箇所にはろ過水の圧力のみがかかる系統構成であること。
・漏えい水をスミヤ測定したところ、既設多核種除去設備(A)200cpm、既設多核種除去設備(B)190cpm、既設多核種除去設備(C)180cpmであり、バックグラウンド値の50~100cpmと比較し、若干高めの数値となったが、改めて当該弁表面をスミヤ測定したところ、その表面上に汚染が確認されたことから、漏えい水の測定値には、この当該弁表面の放射性物質を取り込んだと考えられること。
・既設多核種除去設備(A)、(B)、(C)漏えい水の塩分濃度が0%、既設多核種除去設備(A)漏えい水のpHが7.1、既設多核種除去設備(B)、(C)漏えい水のpHが7.9であること。

以 上

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