福島第一原子力発電所 使用済セシウム吸着塔一時保管施設における漏えい検知器作動について(8月9日 午後1時39分発生分)
2019年08月09日
2019年8月9日
東京電力ホールディングス株式会社
本日(8月9日)午後1時39分、使用済セシウム吸着塔一時保管施設(第三施設)において、漏えい検知器が作動したことを示す警報(03BL 12N-B漏えい検出)が発生しました。
使用済セシウム吸着塔一時保管施設(第三施設)は、8月4日に発生した福島県沖を震源とする地震の揺れの影響により、ボックスカルバート内に収容している高性能容器(HIC)内部において、水素の発生が懸念されることから、安全を考慮して一定期間、施設近傍への立入りを禁止しています(震度4以上で立入り禁止)。
このため、当該箇所の漏えい有無を直接確認することができないことから、今後、当該施設近傍の側溝への漏えいがないことを確認します。当該箇所における漏えい有無の直接確認は、水素が自然排出され、施設近傍に立入り可能となる8月14日以降に実施します。
なお、ボックスカルバート内には結露水が大量に発生するため、漏えい検知器の誤警報発生を防止する目的で、定期的に排水処理を実施していましたが、8月4日の地震の影響による立入り禁止のため、排水処理を中断しています。
以 上