2019年10月28日

2019年10月28日
東京電力ホールディングス株式会社

 本日(10月28日)午後7時20分、1号機建屋周辺に設置しているサブドレンピットNo.204において、1号機廃棄物処理建屋北西エリアとの水位差が205mmであり、計器誤差を考慮して設定した水位差400mmを下回っていることを確認しました。このため、午後7時23分、実施計画第1編第26条(建屋に貯留する滞留水)表26-2で定める運転上の制限「1号機廃棄物処理建屋の滞留水水位が近傍のサプドレン水の水位を超えないこと」を満足できないと判断しました。なお、評価にあたっては各水位に対して塩分補正および計測誤差を考慮しています。

 状況は以下のとおりです。
 ・発生時刻      午後7時20分頃
 ・設備の状況     サブドレンピットNo.204水位:699mm(午後7時20分現在)
            1号機廃棄物処理建屋北西エリア滞留水水位:494mm(午後7時20分現在)
 ・応急措置      午後7時25分に1~4号機建屋周辺のサブドレンについて全台汲み上げを停止した。
 ・影響拡大の有無   準備が出来次第、近傍のサブドレンを含めたサンプリングを行う。
 ・外部への影響    プラントパラメータ、モニタリングポスト、排水路モニタなどには異常はない。

 現在、現場状況を確認しており、状況が分かり次第お知らせします。

 

以 上

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