2019年11月26日

2019年11月26日
東京電力ホールディングス株式会社

 6号機残留熱除去系(B)においては、11月19日に圧力抑制室吸込弁(MO-E12-F004B)に弁体のシートリークが確認されたことから、同日、当該電動弁を手動操作にて閉側に増し締めを実施したところ、手動操作ハンドルの軸を折損しました。そのため、残留熱除去系(B)としては、経済産業省告示327号に定める「安全上重要な機器等」の要求機能の内、燃料プール水の補給機能を満足しないことを確認しました。

 以上のことから、本日午後3時00分、6号機残留熱除去系(B)は、核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律第62条の3に基づき制定された、東京電力株式会社福島第一原子力発電所原子炉施設の保安及び特定核燃料物質の防護に関する規則第18条第4号「安全上重要な機器等の点検を行った場合において、発電用原子炉施設の安全を確保するために必要な機能を有していないと認められたとき。」に該当すると判断しました。

 なお、6号機の原子炉内には燃料はなく、6号機残留熱除去系(A)、および補給水系による使用済燃料プールへの補給は可能な状態です。使用済燃料プールの運転状態は異常ありません。

以 上

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