福島第一原子力発電所 2号機タービン建屋北東エリアにおけるサブドレン運転制限値の逸脱について(続報2)
2020年01月30日
2020年1月30日
東京電力ホールディングス株式会社
福島第一原子力発電所 2号機タービン建屋北東エリア(以下、「当該エリア」という。)の滞留水水位が近傍のサブドレン水の水位を超えていることについて、その後の状況をお知らせします。
本日(1月30日)午後0時00分、サブドレンピットNo.34について、当該サブドレンピット水位と当該エリア水位を手測りした結果、塩分補正および手測りによる測定誤差40mmを考慮しても、サブドレンピットの水位が当該エリアの水位を上回ったことを確認しました。
2号機タービン建屋北東エリア 608mm(手測りによる測定)
サブドレンピットNo.34 777mm(手測りによる測定)
また、その他8箇所のサブドレンピットについて、当該サブドレンピット水位計の指示値と、当該エリア水位を手測りした結果が、塩分補正、計器誤差および手測りによる測定誤差220mmを考慮しても、サブドレンピットの水位が当該エリアの水位を上回ったことを確認しました。
サブドレンピットNo.21 1,115mm(水位計の指示値)
サブドレンピットNo.22 915mm(水位計の指示値)
サブドレンピットNo.23 1,565mm(水位計の指示値)
サブドレンピットNo.24 1,565mm(水位計の指示値)
サブドレンピットNo.25 1,581mm(水位計の指示値)
サブドレンピットNo.26 1,569mm(水位計の指示値)
サブドレンピットNo.27 2,544mm(水位計の指示値)
サブドレンピットNo.33 1,004mm(水位計の指示値)
なお、昨日判断した運転上の制限逸脱については、全台停止していたサブドレンの再起動準備が整い次第、制限逸脱からの復帰を判断します。
以 上