福島第一原子力発電所既設多核種除去設備出口移送Aスキッド漏えい警報の発生について(続報)
2020年03月03日
2020年3月3日
東京電力ホールディングス株式会社
既設多核種除去設備出口移送Aスキッド漏えい警報の発生について、その後の状況をお知らせします。
当社社員による現場確認の結果、処理水移送弁点検のため、取り外した箇所の下流側弁のシート漏えいにより流れ込んでいることを確認しました。
状況は以下のとおりです。
・漏えい範囲 堰内溜め桝 20cm×20cm×7cm
堰内 6m×2.5m×1mm
・拡大防止処置 既設多核種除去設備停止およびビニール袋にて受けている
・漏えい継続の有無 1滴/3秒程度
・外部への影響 なし
滴下した水については、拭き取りを完了しました。
滴下した水の分析結果は以下の通りです。
試料採取日 3月2日
Cs-134:検出限界値未満
Cs-137:3.1×10^1 Bq/L
全β放射能 :2.3×10^3 Bq/L
以 上