福島第一原子力発電所 3号機廃棄物地下貯蔵建屋内配管からの廃液の漏えいについて(続報)
2020年09月01日
2020年9月1日
東京電力ホールディングス株式会社
3号機廃棄物地下貯蔵建屋内配管からの廃液の漏えいについて、その後の状況をお知らせいたします。
当該建屋に溜まった水の放射能分析結果は以下のとおりです。
・Cs-134 :検出限界値未満(検出限界値:2.6×10^2Bq/L)
・Cs-137 :9.9×10^4Bq/L
・コバルト-60:6.7×10^4Bq/L
・全ベータ :1.8×10^5Bq/L
当該建屋内の水位が、同建屋付近のサブドレン水位より高くならないよう、本日(9月1日)午後6時46分、同建屋付近のサブドレンのくみ上げを念のため停止しました。
当該タンクに接続されている配管の上流側に弁等がないことから、漏えいは現在も継続しており、1時間に約20~30mmで同建屋内の水位が上昇していますが、今後準備が整い次第、当該建屋に溜まった水を仮設ポンプにて3号機廃棄物処理建屋へ移送する予定です。
なお、当該建屋は外部との連通部がなく、漏えいした水は、当該建屋内に留まっていると考えています。
以 上