2021年07月08日

2021年7月8日
東京電力ホールディングス株式会社


 7月7日にお知らせしております、一時保管エリアP排水枡における全ベータ値の一時的な上昇について、その後の状況をお知らせします。

 周辺の状況調査を実施したところ、シート養生の代用として一時保管エリアP2で使用しているノッチタンク2基の天板ハッチ部蓋が4箇所ずれており、タンク内および天板上に水が溜まっていることを確認しました。

 本日、天板のハッチ部蓋がずれていたノッチタンク2基内の水および同タンク上面の水を採取し、分析を行いました。

 【ノッチタンク(北)タンク内の水】
   全ベータ:79,000Bq/L、セシウム137: 検出限界値未満(検出限界値6.5Bq/L)、
   セシウム134:検出限界値未満(検出限界値6.3Bq/L)
 【ノッチタンク(北)天板上の水】
   全ベータ:71,000Bq/L、セシウム137: 検出限界値未満(検出限界値4.9Bq/L)、
   セシウム134:検出限界値未満(検出限界値4.2Bq/L)
 【ノッチタンク(南)タンク内の水】
   全ベータ:33,000Bq/L、セシウム137: 検出限界値未満(検出限界値5.6Bq/L)、
   セシウム134:検出限界値未満(検出限界値5.3Bq/L)
 【ノッチタンク(南)天板上の水】
   全ベータ:30,000Bq/L、セシウム137: 検出限界値未満(検出限界値4.8Bq/L)、
   セシウム134:検出限界値未満(検出限界値4.0Bq/L)

 天板のハッチ部蓋がずれていたノッチタンク2基については、本日、天板上にシート養生を実施するとともに、ノッチタンク廻りへのゼオライト土嚢の設置を実施しております。

 引き続き、当該エリア近傍のサーベイ等、汚染源の調査を継続し、当該排水枡や排水溝の全ベータ値が上昇した原因を調査してまいります。

 

以 上

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