2021年07月09日

2021年7月9日
東京電力ホールディングス株式会社


 7月7日にお知らせしております、一時保管エリアP排水枡における全ベータ値の一時的な上昇について、その後の状況をお知らせします。

 7月7日、周辺の状況調査を実施したところ、シート養生の代用として一時保管エリアP2で使用しているノッチタンク2基の天板ハッチ部蓋が4箇所ずれており、タンク内および天板上に水が溜まっていることを確認しました。

 天板のハッチ部蓋がずれていたノッチタンク2基については、7月8日、蓋を閉めて天板上にシート養生を実施するとともに、ノッチタンク廻りへのゼオライト土嚢の設置、ならびに一時保管エリアP南側排水溝および東側流入地点(上流)の排水溝の清掃を実施しました。

 本日(7月9日)の降雨に伴い、調査の一環として、下記の通り一時保管エリアP周辺の水を採取し、分析を行いました。


 【陳場沢川河口】
  全ベータ:480Bq/L、セシウム137:360Bq/L、セシウム134:14Bq/L
 【南側排水溝排水口】
  全ベータ:1,100Bq/L、セシウム137:1,100Bq/L、セシウム134:41Bq/L
 【沈砂池】
  全ベータ: 検出限界値未満(検出限界値3.4Bq/L)、セシウム137: 検出限界値未満(検出限界値0.67Bq/L)、
  セシウム134:検出限界値未満(検出限界値0.75Bq/L)
 【一時保管エリアP排水桝】
  全ベータ: 検出限界値未満(検出限界値3.4Bq/L)、セシウム137: 検出限界値未満(検出限界値0.59Bq/L)、
  セシウム134:検出限界値未満(検出限界値0.54Bq/L)
 【東側流入地点(上流)】
  全ベータ:200Bq/L、セシウム137: 17Bq/L、セシウム134:0.77Bq/L
 【一時保管エリアP南側排水溝】
  全ベータ:390Bq/L、セシウム137: 48Bq/L、セシウム134:1.5Bq/L


 7月7日に実施した分析結果において、全ベータ放射能濃度が高かった東側流入地点(上流)、および一時保管エリアP南側排水溝については、シート養生やゼオライト土嚢の設置、ならびに排水溝の清掃により、全ベータ放射能濃度が低下していると評価しております。

 また、本日(7月9日)、陳場沢川河口及び南側排水溝排水口で確認された全ベータ放射能については、サンプリングした水は降雨に伴う土砂を含んでいること、および全ベータ放射能濃度とセシウム137の濃度が概ね等しいことから、フォールアウトに起因するものと判断しております。

 引き続き、当該エリア周辺のサーベイ等、汚染源の調査を継続し、当該排水枡や排水溝の全ベータ値がセシウム137の値に比べて有意に上昇した原因を調査するとともに、調査結果をふまえ、追加対策を講じてまいります。

 

以 上

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