不適合の予防処置の不備に関する追加調査について(国内および海外の事故・故障情報)
2019年4月1日
東京電力ホールディングス株式会社
当社は、原子力安全にかかわる不適合を、その重要度に応じ適切に処置することにより、原子力安全を確保しております。
予防処置※1の必要性の検討が必要となった不適合については、本社で予防処置の要否を検討することになっておりましたが、一部の不適合について当該検討が未実施となっておりました。
その後、本件の再発防止対策の社内展開を行うにあたり、さらに期間を遡って追加調査※2を行ったところ、これまで当該検討が未実施になっていた33件に加え、新たに3件の検討未実施の不適合を確認しました。
このたび、自社不適合に加えて、国内(他電力・他産業)および海外の事故・故障情報について当該検討が実施されているか確認したところ、国内情報で1件、海外情報で41件について、当該検討の実施が確認できませんでした。
当社の原子力安全に影響を及ぼす事故・故障情報はありませんが、速やかに当該検討を実施いたします。
以 上
※1 起こりえる不適合を未然に防止するための処置。当社で発生した不適合の是正処置を他店所へ水平展開したり、他社の不適合情報から当社にとって必要な処置をすること。
※2 業務マニュアルにおいて、記録の保管を定めた時点まで遡って調査を実施。
添付資料
<参考>
不適合の予防処置の不備について(2018年12月19日公表)
http://www.tepco.co.jp/press/news/2018/1511730_8965.html
不適合の予防処置の不備に関する追加調査について(2019年3月4日公表)
http://www.tepco.co.jp/press/news/2019/1513331_8967.html