2022年5月18日
東京電力ホールディングス株式会社

 本日の原子力規制委員会において、原子力規制庁が実施した当社原子力発電所における2021年度第4四半期実施計画検査および原子力規制検査の結果が報告され、福島第二原子力発電所および柏崎刈羽原子力発電所に関する事案について、以下の判定を受けました。

 <福島第二原子力発電所(規制検査)>
 (事案1)
  ・周辺防護区域及び立入制限区域への車両の入域管理の不備・・・安全上の重要度:緑※1
                                違反の深刻度レベル:IV※2

(本日お知らせ)

 <柏崎刈羽原子力発電所(規制検査)>
 (事案1)
  ・モニタリングポスト取替工事における
   低レンジ測定値のデータ伝送に係る設計管理の不備・・・安全上の重要度:緑
                             違反の深刻度レベル:IV

2021年11月12日お知らせ済み

 (事案2)
  ・5号機 非常用ガス処理系が動作可能であることの確認不備・・・安全上の重要度:緑
                                違反の深刻度レベル:IV

2022年2月16日 お知らせ済み

 福島第二原子力発電所における核物質防護事案については、核物質防護の脆弱性が公にならない範囲において、概要を別紙のとおりお知らせいたします。

 当社は、引き続き原子力規制委員会による審査に真摯かつ丁寧に対応するとともに、福島第一原子力発電所の事故から得られた教訓を踏まえ、更なる安全性、信頼性の向上に努めてまいります。

  • ※1 安全上の重要度「緑」
    「安全上の重要度」は、原子力施設の安全確保に対する劣化の程度により「赤」「黄」「白」「緑」の順に区分される。重要度「緑」は、安全確保の機能または性能への影響があるが、限定的かつ極めて小さなものであり、事業者の改善措置活動により改善が見込める水準のものに適用される。
  • ※2 違反の深刻度レベル「SL IV」(SL: Severity Level)
    「違反の深刻度レベル」は、違反の深刻度に応じて「SL I」「SL II」「SL III」「SL IV」の順に区分される。深刻度「SL IV」は、原子力安全上または核物質防護上の影響が限定的であるもの、またはそうした状況になり得たものに適用される。

別紙

以 上

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