福島第一原子力発電所の状況について(日報)
2021年1月26日
東京電力ホールディングス株式会社
福島第一廃炉推進カンパニー
福島第一原子力発電所の状況について、以下のとおりお知らせいたします。
(下線部が新規事項)
【継続実施中の主な作業】
<1~3号機使用済燃料プールからの燃料取り出し>
・2019年4月15日から3号機使用済燃料プール内に保管している燃料取り出し作業を2020年度中の完了に向けて実施中。1月22日午後2時2分、73回目となる使用済燃料7体の共用プールへの移送を完了。
【地下水バイパスの状況】
【構内および海洋のサンプリング調査の状況】
・海水(港湾内、港湾外近傍、1~4号機取水口内)、地下水(1~4号機護岸、H4・H6タンクエリア周辺、地下貯水槽周辺、地下水バイパス)、排水路等の水質調査を実施した結果、至近の分析値と比較して有意な変動なし。
※サンプリング結果の詳細については当社ホームページをご参照ください。
<福島第一原子力発電所周辺の放射性物質の分析結果>
https://www.tepco.co.jp/decommission/data/analysis/
<福島第一原子力発電所における日々の放射性物質の分析結果>
https://www.tepco.co.jp/decommission/data/daily_analysis/
【原子炉および使用済燃料プールの冷却状況】
<原子炉>
・1~3号機原子炉への注水を継続中(各号機ともに冷温停止状態を継続中)。
<使用済燃料プール>
・1,2,3,5,6号機使用済燃料プールを冷却中(4号機は燃料取り出し済み)。
・1号機使用済燃料プール(以下、「SFP」という。)循環冷却系においては、「1号機使用済燃料プール冷却浄化系電動機取替工事及び同関連除却工事」及び「1F電気設備点検手入工事(2020)」に伴い、1月12日午前0時から2月5日午後11時までの期間、当該設備の運転を停止予定。(一次系)
冷却停止期間におけるSFP水温度評価については以下のとおり。
1号機:1月8日午前5時現在のSFP水温度は、20.5℃であり、放熱を考慮し、停止期間終了時点で約37.7℃と評価。
冷却停止(実績)は以下のとおり。
1号機:1月12日午前6時1分、SFP循環冷却系一次系の運転を停止
冷却停止時のSFP水温度は19.5℃
・1~3号機SFP循環冷却系二次系共用設備の電動機点検に伴い、1月25日午前0時から1月27日午後11時までの期間、1~3号機のSFPの冷却を停止予定。(二次系)
各号機の冷却停止期間におけるSFP水温度評価については以下のとおり。
2号機:1月22日午前5時現在のSFP水温度は、19.4℃であり、放熱を考慮し、停止期間終了時点で約22.2℃と評価。
3号機:1月22日午前5時現在のSFP水温度が、15.3℃であり、放熱を考慮し、停止期間終了時点で約18.3℃と評価。
各号機の冷却停止(実績)は以下のとおり。
2号機:1月25日午前10時2分、SFP循環冷却系二次系の運転を停止
冷却停止時のSFP水温度は19.9℃
3号機:1月25日午前10時2分、SFP循環冷却系二次系の運転を停止
冷却停止時のSFP水温度は15.7℃
【1~6号機の状況】
※プラント関連パラメータ等の詳細については当社ホームページをご参照ください。
<水位・圧力・温度など>
https://www.tepco.co.jp/decommission/data/plant_data/
以 上
添付資料
参考資料(最終更新日時:2020年12月31日)
参考資料(最終更新日時:2019年12月31日)
参考資料(最終更新日時:2018年12月31日)
参考資料(最終更新日時:2017年12月31日)
参考資料(最終更新日時:2016年12月31日午後3時)
参考資料(最終更新日時:2015年12月31日午後3時)
参考資料(最終更新日時:平成26年12月31日午後4時)
参考資料(最終更新日時:平成25年12月31日午後3時)
参考資料(最終更新日時:平成25年10月22日午後3時)
参考資料(最終更新日時:平成24年4月7日午後3時)
※上記資料の最新版は、【「東北地方太平洋沖地震による影響などについて」実績ファイル】ページをご覧ください。