福島第一原子力発電所の状況について(日報)
2021年11月11日
東京電力ホールディングス株式会社
福島第一廃炉推進カンパニー
福島第一原子力発電所の状況について、以下のとおりお知らせいたします。
(下線部が新規事項)
【サブドレン他水処理施設の状況】
【地下水バイパスの状況】
【構内および海洋のサンプリング調査の状況】
・海水(港湾内、港湾外近傍、1~4号機取水口内)、地下水(1~4号機護岸、H4・H6タンクエリア周辺、地下貯水槽周辺、地下水バイパス)、排水路等の水質調査を実施した結果、至近の分析値と比較して有意な変動なし。
※サンプリング結果の詳細については当社ホームページをご参照ください。
<福島第一原子力発電所周辺の放射性物質の分析結果>
https://www.tepco.co.jp/decommission/data/analysis/
<福島第一原子力発電所における日々の放射性物質の分析結果>
https://www.tepco.co.jp/decommission/data/daily_analysis/
【原子炉および使用済燃料プールの冷却状況】
<原子炉>
・1~3号機原子炉への注水を継続中(各号機ともに冷温停止状態を継続中)。
・1号機の原子炉注水設備において、CST炉注水系制御盤修理、CST炉注水ポンプ、流量調整弁、および配管の点検に伴い、原子炉注水系統をCST炉注水系から高台炉注水系への切り替えを行う。
[原子炉注水量変更実績]
(11月2日午後2時11分)CST炉注水系統から高台炉注水系統に切り替え
CST炉注水系統
原子炉注水量 :3.3m3/h→0m3/h
高台炉注水系統
原子炉注水量 :0m3/h→3.5m3/h
[原子炉注水量変更予定]
(11月12日)高台炉注水系統からCST炉注水系統に切り替え
CST炉注水系統
原子炉注水量 :0m3/h→3.5m3/h
高台炉注水系統
原子炉注水量 :3.5m3/h→0m3/h
・3号機の原子炉注水設備において、地下水流入量の抑制による建屋滞留水発生量の減少に伴い、淡水生成可能量も減少していくことから、片系による原子炉注水量2.5m3/hから片系による原子炉注水量1.7m3/hへの注水量低減操作を以下のとおり行う。
[原子炉注水量変更実績]
(11月10日午後2時28分)
炉心スプレイ系原子炉注水量 :2.3m3/h→1.7m3/h
[原子炉注水量変更予定]
(12月9日)
炉心スプレイ系原子炉注水量 :1.7m3/h→0m3/h
給水系原子炉注水量 :0m3/h→1.7m3/h
<使用済燃料プール>
・1,2,3,5,6号機使用済燃料プールを冷却中(3,4号機は燃料取り出し済み)。
【1~6号機の状況】
※プラント関連パラメータ等の詳細については当社ホームページをご参照ください。
<水位・圧力・温度など>
https://www.tepco.co.jp/decommission/data/plant_data/
以 上
添付資料
参考資料(最終更新日時:2020年12月31日)
参考資料(最終更新日時:2019年12月31日)
参考資料(最終更新日時:2018年12月31日)
参考資料(最終更新日時:2017年12月31日)
参考資料(最終更新日時:2016年12月31日午後3時)
参考資料(最終更新日時:2015年12月31日午後3時)
参考資料(最終更新日時:平成26年12月31日午後4時)
参考資料(最終更新日時:平成25年12月31日午後3時)
参考資料(最終更新日時:平成25年10月22日午後3時)
参考資料(最終更新日時:平成24年4月7日午後3時)
※上記資料の最新版は、【「東北地方太平洋沖地震による影響などについて」実績ファイル】ページをご覧ください。