福島第一原子力発電所の状況について(日報)
2022年4月26日
東京電力ホールディングス株式会社
福島第一廃炉推進カンパニー
福島第一原子力発電所の状況について、以下のとおりお知らせいたします。
(下線部が新規事項)
【主な作業実績と至近の作業予定等】
・4月23日午前7時頃、新事務本館の北側にある道路において、協力企業作業員が歩行中につまずき転倒し、左ひざを打ちつけた。入退域管理棟救急医療室の医師の診察を受けたところ、緊急搬送の必要があると診断されたため、午後8時45分救急車を要請し、いわき市医療センターへ搬送。
・救急医療室退出時刻 午前9時10分
・救急車1F出発時刻 午前9時10分
・救急車いわき市医療センター到着時刻 午前10時7分
いわき市医療センターにて診察の結果、左大腿骨顆部骨折、靱帯損傷疑いと診断された。
【サブドレン他水処理施設の状況】
【構内および海域モニタリング結果の状況】
・地下水(1~4号機護岸、H4・H6タンクエリア周辺、地下貯水槽周辺、地下水バイパス)、排水路、海水(港湾内、港湾外、1~4号機取水口内)、魚介類、海藻類等の分析結果は、至近の分析値と比較して有意な変動なし。
・なお、トリチウムを中心とした拡散状況や海洋生物の状況を今後継続して確認するため、2022年4月から海水(港湾外)、魚類、海藻類のモニタリングを強化しています(2022年4月20日から試料採取を開始)。
※サンプリング結果の詳細については当社ホームページをご参照ください。
<福島第一原子力発電所周辺の放射性物質の分析結果>
https://www.tepco.co.jp/decommission/data/analysis/
<福島第一原子力発電所における日々の放射性物質の分析結果>
https://www.tepco.co.jp/decommission/data/daily_analysis/
【原子炉および使用済燃料プールの冷却状況】
<原子炉>
・1~3号機原子炉への注水を継続中(各号機ともに冷温停止状態を継続中)。
・3月16日に発生した地震以降、原子炉格納容器の水位について監視強化中。その他、原子炉格納容器の温度や圧力等の推移についても注視している。
・1号機原子炉格納容器の水位については、以下【参考①】の通り、一時的な低下はあったものの、大きな変化は確認されていない。引き続き、監視を継続していく。
・3号機原子炉格納容器内水位については、以下【参考②】の通り大きな変化は確認されていない。引き続き、監視を継続していく。
・なお、敷地境界モニタリングポストおよび連続ダストモニタ、ならびに構内ダストモニタ等に有意な変動がないことを確認しており、周辺環境への影響ありません。
・1号機の原子炉格納容器の水位については、今後の水中ROVによる調査再開の準備として、原子炉への注水量を増加していたが、ゴールデンウイーク期間中は調査を再開しないことから以下のとおり減少させる。
<原子炉注水変更予定>
(4月27日)
原子炉注水量 :5.3m3/h→4.0m3/h
引き続き、水位計および関連パラメータについて、慎重に監視していく。
<使用済燃料プール>
・1,2,5,6号機使用済燃料プールを冷却中(3,4号機は燃料取り出し済み)。
【1~6号機の状況】
※プラント関連パラメータ等の詳細については当社ホームページをご参照ください。
<水位・圧力・温度など>
https://www.tepco.co.jp/decommission/data/plant_data/
以 上
添付資料
参考資料(最終更新日時:2021年12月31日)
参考資料(最終更新日時:2020年12月31日)
参考資料(最終更新日時:2019年12月31日)
参考資料(最終更新日時:2018年12月31日)
参考資料(最終更新日時:2017年12月31日)
参考資料(最終更新日時:2016年12月31日午後3時)
参考資料(最終更新日時:2015年12月31日午後3時)
参考資料(最終更新日時:平成26年12月31日午後4時)
参考資料(最終更新日時:平成25年12月31日午後3時)
参考資料(最終更新日時:平成25年10月22日午後3時)
参考資料(最終更新日時:平成24年4月7日午後3時)
※上記資料の最新版は、【「東北地方太平洋沖地震による影響などについて」実績ファイル】ページをご覧ください。