2022年5月22日
東京電力ホールディングス株式会社
福島第一廃炉推進カンパニー

福島第一原子力発電所の状況について、以下のとおりお知らせいたします。

下線部が新規事項)

【主な作業実績と至近の作業予定等】
・5月22日午後0時24分頃、茨城県沖を震源とする地震(マグニチュード5.8)が発生。
  発電所周辺町での最大震度は4。(気象庁発表)
  福島第一原子力発電所内で観測された地震加速度の最大値は、6号機原子炉建屋基礎マットにおいて、水平:44.2ガル、垂直:38.5ガル。
  福島第一原子力発電所の午後0時50分時点のプラント状況は以下のとおり。
   ・1~6号機設備プラントパラメータ      異常なし
   ・滞留水移送設備・水処理設備パラメータ   異常なし
   ・原子炉注水設備(1~3号機)        運転継続
   ・雑固体焼却設備              異常なし
   ・使用済燃料プール冷却設備(1,2,5,6号機、共用プール)運転継続
     ※3,4号機は地震発生前から停止中
   ・モニタリングポスト指示値         有意な変動なし
   ・発電所敷地境界・構内ダストモニタ指示値  有意な変動なし
   ・構内線量表示器指示値           有意な変動なし
   ・海水放射線モニタ・構内排水路モニタ指示値 有意な変動なし
   ・現在、区分IIのパトロールを実施中。

【サブドレン他水処理施設の状況】
サブドレン他水処理施設の状況

【地下水バイパスの状況】
地下水バイパスの状況

【構内および海域モニタリング結果の状況】
・地下水(1~4号機護岸、H4・H6タンクエリア周辺、地下貯水槽周辺、地下水バイパス)、排水路、海水(港湾内、港湾外、1~4号機取水口内)、魚介類、海藻類等の分析結果は、至近の分析値と比較して有意な変動なし。
・なお、トリチウムを中心とした拡散状況や海洋生物の状況を今後継続して確認するため、2022年4月から海水(港湾外)、魚類、海藻類のモニタリングを強化しています(2022年4月20日から試料採取を開始)。
※サンプリング結果の詳細については当社ホームページをご参照ください。
<福島第一原子力発電所周辺の放射性物質の分析結果>
https://www.tepco.co.jp/decommission/data/analysis/
<福島第一原子力発電所における日々の放射性物質の分析結果>
https://www.tepco.co.jp/decommission/data/daily_analysis/

【原子炉および使用済燃料プールの冷却状況】
<原子炉>
・1~3号機原子炉への注水を継続中(各号機ともに冷温停止状態を継続中)。
・1号機の原子炉注水設備において、水中ROVによる原子炉格納容器内の調査に必要なPCV水位を確保するため、5月9日から原子炉への注水量を3.9m/h→6.0m/hに増加させていたが、水中ROVによる原子炉格納容器の調査終了後に準備が整い次第、原子炉への注水量を以下のとおり減少させる。
<原子炉注水変更予定>
 原子炉注水量     :6.0m/h→4.0m/h
 引き続き、水位計および関連パラメータについて、慎重に監視していく。
<使用済燃料プール>
・1,2,5,6号機使用済燃料プールを冷却中(3,4号機は燃料取り出し済み)。

【1~6号機の状況】
※プラント関連パラメータ等の詳細については当社ホームページをご参照ください。
<水位・圧力・温度など>
https://www.tepco.co.jp/decommission/data/plant_data/

以 上

添付資料

参考資料(最終更新日時:2021年12月31日)

参考資料(最終更新日時:2020年12月31日)

参考資料(最終更新日時:2019年12月31日)

参考資料(最終更新日時:2018年12月31日)

参考資料(最終更新日時:2017年12月31日)

参考資料(最終更新日時:2016年12月31日午後3時)

参考資料(最終更新日時:2015年12月31日午後3時)

参考資料(最終更新日時:平成26年12月31日午後4時)

参考資料(最終更新日時:平成25年12月31日午後3時)

参考資料(最終更新日時:平成25年10月22日午後3時)

参考資料(最終更新日時:平成24年4月7日午後3時)

※上記資料の最新版は、【「東北地方太平洋沖地震による影響などについて」実績ファイル】ページをご覧ください。