福島第一原子力発電所の状況について(日報)
    2022年11月26日 
    東京電力ホールディングス株式会社
    福島第一廃炉推進カンパニー
福島第一原子力発電所の状況について、以下のとおりお知らせいたします。
(下線部が新規事項)
    【主な作業実績と至近の作業予定等】
    ・11月25日午前6時58分、3号機起動変圧器A抜油作業の準備中にISOタンク(積載式移動タンク貯蔵所)底部からの油の滴下を当社社員が発見。
     状況は以下のとおり。
     ・発生場所            発電所構内 3/4号開閉所東側
     ・発見者             当社社員
     ・漏えい範囲           約0.6m×約0.6m
     ・拡大防止処置          当該滴下箇所の下部に吸着マット及び飛散防止受けを設置した。
     ・漏えい継続の有無        2秒に1滴程度
     ・双葉消防本部への連絡時刻    午前7時21分(一般回線)
     なお、周辺に側溝や火気・可燃物等はなし。
     午前9時10分頃、漏えい箇所の養生を実施し、滴下は停止。なお、滴下した油についてはふき取りによる回収を完了。
     その後、本事案については、双葉消防本部より午後1時44分に「油漏れ事象に該当しない」と判断。
【サブドレン他水処理施設の状況】

    【構内および海域モニタリング結果の状況】
    ・地下水(1~4号機護岸、H4・H6タンクエリア周辺、地下貯水槽周辺、地下水バイパス)、排水路、海水(港湾内、港湾外、1~4号機取水口内)、魚介類、海藻類等の分析結果は、至近の分析値と比較して有意な変動なし。
    ・なお、トリチウムを中心とした拡散状況や海洋生物の状況を今後継続して確認するため、2022年4月から海水(港湾外)、魚類、海藻類のモニタリングを強化しています(2022年4月20日から試料採取を開始)。
    ※サンプリング結果の詳細については当社ホームページをご参照ください。
    <福島第一原子力発電所周辺の放射性物質の分析結果>
    https://www.tepco.co.jp/decommission/data/analysis/ 
    <福島第一原子力発電所における日々の放射性物質の分析結果>
    https://www.tepco.co.jp/decommission/data/daily_analysis/
    【原子炉および使用済燃料プールの冷却状況】
    <原子炉>
    ・1~3号機原子炉への注水を継続中(各号機ともに冷温停止状態を継続中)。
    ・1号機の原子炉格納容器の水位については、今後の水中ROVによる調査の準備として、原子炉への注水量を以下のとおり増加させる。
     また、調査終了後には準備が整い次第、原子炉への注水量を以下のとおり減少させる。
     (11月28日の原子炉注水量変更予定:4.0m3/h→6.0m3/h)
     (調査終了後の原子炉注水量変更予定:6.0m3/h→4.0m3/h)
     引き続き、水位計および関連パラメータについて、慎重に監視する。
    <使用済燃料プール>
    ・1,2,5,6号機使用済燃料プールを冷却中(3,4号機は燃料取り出し済み)。
    
    【1~6号機の状況】
    ※プラント関連パラメータ等の詳細については当社ホームページをご参照ください。
    <水位・圧力・温度など>
    https://www.tepco.co.jp/decommission/data/plant_data/
以 上
添付資料
参考資料(最終更新日時:2021年12月31日)
参考資料(最終更新日時:2020年12月31日)
参考資料(最終更新日時:2019年12月31日)
参考資料(最終更新日時:2018年12月31日)
参考資料(最終更新日時:2017年12月31日)
参考資料(最終更新日時:2016年12月31日午後3時)
参考資料(最終更新日時:2015年12月31日午後3時)
参考資料(最終更新日時:平成26年12月31日午後4時)
参考資料(最終更新日時:平成25年12月31日午後3時)
参考資料(最終更新日時:平成25年10月22日午後3時)
参考資料(最終更新日時:平成24年4月7日午後3時)
※上記資料の最新版は、【「東北地方太平洋沖地震による影響などについて」実績ファイル】ページをご覧ください。










